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『クラブマン』(モビルスーツ誕生)【設定】

今日は、モビルスーツ開発・誕生について、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(映像版)」と「ファーストガンダム」での設定比較についての記事です。

「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(映像版)」では、モビルスーツの原初として「モビルワーカー MW-01 01式」が設定されました。



一方、「ファーストガンダム」では、モビルスーツの原初として「クラブマン ZI-XA3(MS-01)」が設定されてます。



言えば、この「クラブマン」をオリジン連載に当たり大河原先生が、「モビルワーカー」として独自にデザインしたって事なんだろうけど、両者デザインや設定が違うだけに「どちらも同じ世界にあった」としたいところ。
「クラブマン」を否定すると「MS.ERA」も否定する事になるし。


(『MS ERA 0001〜0080 ガンダム戦場写真集』(バンダイ)。1990年発売。いわゆる「戦場写真集」的な切り口のムック本です。ガンダム好きなら、一度は手にとって欲しい逸品。)


それでは、、「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(映像版)」と「ファーストガンダム」を年表で比較してみます。



①開発時期は、ほぼ一緒。
②「型式番号(MSとMW)」が違うので「別の商品・兵器として開発していた」と判別可能。

ただ、「モビルワーカー」は「作業ロボット」として偽装している「兵器」で、「ダークコロニー」というコロニー1つ使って「隔離」して開発。完全に作業目的で開発された類似モデルが存在しており、そのモデルに偽装している。
「クラブマン」は「秘密」としながらも、工業地区で「作業ロボット」として、開発。

という点が設定としての相違。

言い換えれば、「作業ロボとして偽装した兵器」と「(将来、兵器転用を内緒で見据えてる)商業販売目的の作業ロボ」の違いで、完全に別物。

「クラブマン ZI-XA3(MS-01)」と「モビルワーカー01式(MW-01)」は、別物として同じ世界に存在した」って結論が出せます。

そして、「モビルワーカー」の延長上に「ヴァッフ」「ブグ」があり、「クラブマン」の延長上に「プロトタイプザク」がある。
この2つの線は「MS-05 ザクⅠ」に統合。

って事ですね。

あれ、今回は相違点も無いし、簡単に終わっちゃいましたね。
それではまたお会いしましょう。
次は明日の予定です。
次回、「商業用」と「軍事用」が統合されたと推論された「MS-05 ザクⅠ」についてですよ!
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