記憶に残るベットの睦言ありますか?
「イボンヌの香り」 "le parfum d'yvonne"
それは甘味なひと夏のアバンチュール。
ほのピンクな小ぶりのギンガムチェック、
その涼しげな風合いに金色のうぶ毛が上気する避暑地の昼下がり。
夏の光にもてあそばれるイボンヌの若肌はノーブルでエロチックだ。
ロシア貴族の無垢な末裔はイボンヌのそんな若い夏の香に惑わされ、
やがて堕ちていく・・・
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●VW "Srocco" ジウジ・アーロ 快心の70年代デザイン くさび形の傑作だ。
◆その「車」との出会いは「ボーイズライフ」。
当時小6の僕は同級生の家で彼のお洒落な高校生のお兄ちゃんが定期購読して
いた月刊誌「ボーイズライフ」の中にドイツで発表されたばかりの試作車
"VW sirooco" がテストコースのバンクを疾走する写真を見たときだった。
その月刊誌そのものも僕を釘付けにしたのだが . . . 本文を読む
◆PARADE◆
写真は1986年、私が31歳の時の建築仕事「PARADE」ビルだ。
構想から竣工までの2年
1984年~1986年の時代の気分
「高橋毅」にかわいがられ
「チャールズ・ジェンクス」に触発され
「松葉一清」を読みふけり
「オットー・ワーグナー」を知りたくて ウイーン・プラハ・ブタペストと三都をめぐり
「高松伸」に刺激をもらい
「メトロポリス」(1927) のビデオをやっと手 . . . 本文を読む
ベルナルド・ベルトルッチ監督の映画 『シェルタリング・スカイ』 の冒頭
ストーリーの展開を示唆する「旅」の定義が話されるくだりがある。
「トラベラー」と「ツーリスト」
映画はここから始まり、旅の行きつく先を暗示する・・・
その「トラベラー」と「ツーリスト」とはこうだ。
「ツーリスト」とは、ちょこっと非日常の旅をしては、また日常の待つ家に帰る。
常に戻るところがあるつまみ食いの「観光客」。
「ト . . . 本文を読む
「美女と美景」と「男と女」
これには理屈ぬきにうっとりする。
20年来とりつづけている好きな雑誌と1つはカタログ。
そのうっとりする気分がお手軽に手に入るのだから・・・
◆"TRAVLLER"
毎年年末にはその年の"BEST100"特集号が。
しかし、何より毎号のカバーと特集ページにうっとりだ。
◆"Sports Illustrated Swimsuit Issue"
1954の . . . 本文を読む
Snow Angel
僕は少年期の10年を北国ですごしたので、
大方の雪遊びは知り尽くしていたと思っていたが、
スノー*エンジェルという雪遊びにはしばしうっとりだ。
それはシンプルにしてちょっとホーリー。
新雪積もった晴れた朝、ぜひお試しあれ!きっと満面の笑み。
清みきった青空を見上げて素敵な気分、幸せ顔まちがいなし。
今は亡き名優ジャック・レモンとウォルター・マッソーの映画
「ラブリー・オ . . . 本文を読む
play architecture
写真はもうかれこれ15年以上も前か?
たまたまベルギーの街の本屋で見つけた代物。
あまりにもエスプリが利いていて洒落のめしていたので
店にある在庫ごと(とは言っても2個しかなかったが)買い占めた珍品。
帰国後、得意になって吹き まくり、お調子に乗って1つは誰かの
みやげ物と化したようで行方不明。唯一手元にある逸品だ。
余談ながら、当時は国中がバブルに浮かれ . . . 本文を読む
夢・・・
見る夢はともかく、描く夢は人の証。
しかしその人間の夢とはたかがしれてもいます。
かつての専制君主な時代なら、ピラミッドも万里の長城もありでしょうが
民主主義の現代では、せいぜい地球の周りを周回する程度の宇宙旅行
が関の山・・・どんなに一代で名を成し冨を得ても精々こんなものです。
世界中に多数の別荘を所有しても行ききれず。マイ・ジェットで飛び回り
世界の三ツ星を食べ散らかしても1日3 . . . 本文を読む
都内に好きなカフェが2軒ある。
この場合の好きなカフェとは
僕的徘徊の道草に"ひとりひと時"をすごす店だ。
それは一見同種にして実は異種な空気と佇まい。まるきし真逆な空間。
おおざっぱに言ってエスニックテイストは同種。
しかし、居心地は「昼下がり」と「宵」か。
ゆらめく木漏れ日に浸る「昼下がり」と心凪いだ「宵」にふけるにふさわしい。
この両軒、どこにでもあるような薄っぺらいエスニックでも
はや . . . 本文を読む
10連休と恵まれた今年のゴールデン・ウィーク
久しぶりにPCからもTVからもDVDからも離れて
どっぷりとオモメ読書・たっぷりとワンコ散歩
知の徘徊・街の徘徊に明け暮れた。
20代後半から30代前半を振り返る「自分の過去めぐり」
30代後半から40代後半までを反芻して「今をどう捕らえるか」
おまけは「言葉の彩と色めき」
中にはすでに絶版物も複数あってフリマで探しては調達
手間ひまかけ . . . 本文を読む
太陽の下 白い砂浜で水と光にもて遊ばれる気もちよさ。
湯船でバスバブルとジェットバス 2つの泡に溶けこむ快感。
それに冷えすぎないサン・ぺリグリーノの泡が喉を潤す至福。
体が蝕する肌が覚える水の記憶。
細胞に眠る故郷の記憶に抱かれる。
まるで羊水と海水に浮遊する水の快楽。
体にまとわる水と光はほんとうに相性がいい気持ちがいい。
これに なめらかな人肌が交わればこの上なしだ。
そんなわけで . . . 本文を読む
年配の方なら「ブラック&ホワイト」と言うゴルフウェアのブランド名でピント
くるはず。あのブラックです。20~30代なら昨年のスキャンダラスな映画
「華氏911」と言えば、あぁ~ブッシュ大統領がホワイトハウスで飼ってい
るあの黒い犬か~とわかるはず。その黒い小型犬がスコティッシュテリア
(通称スコッチ)と言う犬種。
(ちなみにホワイトは色のみならず顔かたちが違うウェスティーと言う別種)
我が相棒歴 . . . 本文を読む
バブルな時代「KUKAN」と言う月刊誌が、たしか学研から出版されていた。
時は「ポストモダニズム」と言う時代の思潮が世界に吹き荒れるころ、件
の雑誌から「東京を変える100人」と題された別冊特集号が出された。
その誌面は当時30代後半から40代の建築家、インテリアデザイナー、
それに今や死語と化した空間プロデューサー、等々当時の精鋭たち100
人が選ばれ、彼ら彼女らが東京で完成させたプロジェク . . . 本文を読む
そろそろクリスマスプレゼント選びも師走。急がねば・・・
で ちょっとしたご参考になれば・・・
今年は久しぶりにジーンズを3本も新調。
以下、3種3用
「AEROPOSTALE」(米)のブーツカット(これはセールで)
「MASON'S」(伊)のライダー風(こちらはネットで)
「REPACK」(日)の今年風(これは店頭で)写真がその"REPACK"
ここで言う【今年風】とは「ダメージ」に「ウェスタ . . . 本文を読む
「マイ地蔵」をお持ちの方 いらっしゃるだろうか?
そりゃ~「世界は広いし世界は狭い」から
さまざまな由来でお持ちの方は、けっこういらっしゃるのだろうけど。
去る11月24日、旭川に飛んだ。
旅の目的は仕事柄、今話題の「旭山動物園」を見に行く事だったのだが
その動物園の入り口前にあるお寺のお堂に小さな「マイ地蔵」が
建立されていて実に8年ぶりに立ち寄った。
今は亡き父が我が子の未来を念 . . . 本文を読む