公式戦５連敗で責任問題

Ｊ１第３節のＧ大阪対磐田が２５日万博記念競技場で行われ、アウェーの磐田が２ー１で勝利し、これで公式戦５連敗となってしまった。

試合前からスタジアムは、異様なムードに包まれ、今季から新監督となったセホーン監督や、フロント陣の責任を追及する横断幕が掲げられた。

細かなパスミスが増えることで、逆にピンチを招いてしまうなど、優勝争いをしてきたチームとは思えない内容。

試合後には、金森社長や、クラブ幹部が約２時間緊急会議をおこなったという。

現状況では、サポーターから責任問題をとられても仕方がない。

選手達を熟知し、ガンバを１０年間率いた西野監督はやはり凄かった。

J1開幕戦で神戸に敗れる

J1開幕戦３・１０、万博に神戸を迎え試合は行なわれた。

前半17分・神戸の大久保に先制ゴールをあげられる。

しかし、今季新加入のFWパウリーニョが左足一閃、1-1にして前半を折り返す。

勢いに乗るかと思われたが、その後、昨年までガンバに20年在籍していた神戸MF橋本英郎に得点を与えてしまう。

その後1点のリードを追うガンバはリズムを作れない。

そして、76分には大久保にFKのこぼれ球を押し込まれて3-1とさらにリードを広げられてしまう。

アディショナルタイムにFWラフィーニャが１得点返したものの、同点、勝ち越しに持ち込めずホームで2-3の敗戦を喫した。

調子に乗らない新生ガンバ、次こそ勝利してほしい。

ＡＣＬ１次リーグ開幕戦ホームで大敗

ＡＣＬ１次リーグが開幕し、Ｅ組のＧ大阪は韓国の浦項にホームの万博で０－３で大敗となる結果となった。

新体制で挑んだガンバだったが、選手の３分の１が新加入であるところにも問題があった。

チーム全体の連係が悪くパスミスも目立つという内容。

これには、チーム始動から約１カ月半、一体、何をやっていたのかと、サポーターの不安が怒りへと変わり容赦なく大ブーイングが浴びせられた。

初戦に味わったこの大敗を、そのまま引きずらなければ良いのだが・・。

遠藤と今野がウズベク戦に代表フル出場も敗戦

Ｗ杯アジア３次予選、２９日・豊田スタジアムでのウズベキスタン戦に、日本代表としてガンバから遠藤と今野が出場した。

この試合では、最終予選に日本は１位通過を目指すため、海外組達も収集し挑んだ。

しかし、後半９分、ウズベキスタンＦＷシャドリン（２３）にゴールを許してしまう。

これが相手の決勝得点となり、日本は１－０で敗れＣ組２位で終えた。

試合内容では、日本の攻撃も咬み合わず最後までバラバラという結果。

試合後のＭＦ遠藤のコメントでは「全体的にうまくいかないことが多かった。自分たちが悪いし、自分たちが招いてしまった結果」と反省しきり。

センターバックを務めた今野は、「リスクマネジメント（危機管理）ができていなかった」と肩を落とした。