Polaris⭐️

生涯最後の趣味に天体の観察と勉強を選びました

宇宙とピアノ

2024-05-28 00:35:00 | 日記
今夜は小雨が降っていて月は全く見えません。
雨が降ると髪の毛が広がって、ほんとに嫌。
湿度が上がるとすぐ除湿機をかけるタイプなのですが、
所有していたパナソニックの除湿機にリコールがかかりドナドナされていった関係で、
今現在家に除湿機がないのです。
早く買いに行かないとと思いながら、
数ヶ月が経ってしまいました。

さて、話は変わり、
最近Facebookに天文関係の記事を載せることが増えたのですが、
今日、仕事関係の先輩からFBのメッセージが来ました。
先輩は宇宙に造詣が深く、
ご自分が仕事関係でむかし書いたコラムを紹介してくれました。
とても興味深かったので、
一部抜粋して転載させていただきます。
平成9年10月2日発行のピアノ技術者通信です。

「例えば、鍵盤数88鍵。
モーツァルト時代の61鍵から音域が拡大されて、今は88鍵盤。
今年はヘール・ボップ彗星の接近や、
火星探査機が映像を送信してきたりと、
夜空を見上げることが多い年ですね。
地球の公転が1年365日、
週で割ると52週、
旬で割ると36、
月で割ると12、
これは
白鍵数52、
黒鍵数36、
1オクターブの12と一致するものです。
また、占星術でおなじみの星座は国際的に定められていて、この星座の数も88なのです。
楽器の王様のピアノは、宇宙の摂理で成り立っているのかもしれません。」

※旬とは上旬、中旬、下旬の旬を指す

このコラムを読んで、なんだかピアノという楽器や自分の仕事がますます好きになってしまいました!
そうか、私がピアノに惹かれてこの仕事についたのも、天文学に関係があったからなのか?

私は小さい時から哲学や宗教学に興味があり、色々と本を読み漁ってきたのですが、
何故かしっくりくるものがなく、この年齢まで来てしまいました。
ところが昨年の夏、天文学者の渡部潤一先生の講演会に行く機会があり、
先生の講義の内容がズバリこれまで私が求めていた世界観人生観そのものだったのです。
人間も星も同じ元素でできており、森羅万象はきれいな物理法則で動いている。
高校で習った物理、化学、地学、
そこから勉強し直したいと思い、
参考書を買おうとしたのですが、、、 
今の私は小学校で習ったことすら全て忘れていることに気が付きました。
地球の自転速度、
公転速度、
太陽系の星々のこと、
季節ごとに夜空をいろどる星々のこと。
高校で習ったことより、
まず小学生レベルからやり直さないといけないなと。
スイヘイリーベの元素記号を復習したり、
NHKの高校化学を録画したり、
高校時代の化学に強い同級生に本を借りたり。
今月は天文物理学者の山岡均先生や佐藤勝彦先生の講演会も聞きに行く機会に恵まれました。
もちろん天体望遠鏡も大人買いしました。
使い方も全くわからないのに。

このようにして私の人生最後の趣味は天文学に決まったのです。

最後に、5/23に撮影した月と雲の動画を載せます。
アプリでの編集の仕方がわからず、月の動画が流れるのは最初の49秒だけです。