HIV・STD(性病)にかからないために

ちょっとしたことで性病は防げます。HIVを含むSTD(性行為感染症)に関する正しい知識を持ってください。

HIV/AIDS症例懇話会

2013-07-10 13:38:46 | その他
慈恵医大で行われたHIV/AIDS症例懇話会

に行って参りました。

大学病院で扱う症例は

実地医家たる開業のとは違い、とても勉強になりました。



発熱や発疹の受診で

HIV感染等の可能性を説明するのに

私のような開業医では一苦労です。

(陰性であれば不必要な検査をしたとか言われます。)



大学病院という看板があると

スムーズに必要な検査ができるようで

素晴らしい!



大学病院も積極的に性感染症の診療を行っており

当院も新たな役割を探していく必要を感じました。






HIV検査

2013-05-15 14:54:11 | その他
当院は「性」{SEX」に関して真面目に考えるクリニックです。

もともとそのような治療、悩みに対するカウンセリングが主体だったのに

現在はHIV検査があまりにも多くなり過ぎて

検査専門のクリニックと思われている節があります。



意図的にHIV検査の数を減らしているものの

ナーバスな方も少なからずおられるため、検査をした分、文句を言われることも多くなりました。





「健康に生まれて当然」という風潮があった

一時期の産婦人科に対する認識と一緒ですね。

今は不妊治療、高齢出産で産婦人科「様様」ですが。



一方でHIV陽性者の数が増え、辛い事実を告げねばなりません。

今までのことを思い出してみても

感謝されることはほとんどありません。



見返りや感謝して欲しいから、やっているわけではないし

「HIVに感染している」とわかった患者さんの心情を察すると

私のことなど微々たる問題です。



ほとんどの方は「HIVに感染していなければ、それでよい」というスタンスで

「他の感染症で、不妊になったり、いろいろな問題が起きてきますよ」と説明しても

「HIV感染」の方がはるかに重要なようです。

HIV検査を看護師に任せたら、それはそれで文句を言われるし



そうした蓄積で私も少し疲れちゃいました。

「性」を大切に考える本来の当院の趣旨と

今行っている「HIV検査」には少しギャップがあるように感じてきました。

検査に対する方向性を変えて行こうと考えています。


















辛いこと

2013-03-14 00:00:03 | その他
辛いことは誰にもあるが

ここのところちょっと多すぎます。

その一つがHIV感染。

陽性者が増えています。

もちろん適切な治療を受ければ、慢性疾患として捉えられるのですが。

まだまだこれからという

20代の方たちに

「陽性」であることを告げなければならないのは辛いことです。






もっと豊かな性生活を

2012-10-24 01:45:30 | その他
性病にかからない100%確実な対策は

一切性行為をしないことです。



と言っても仙人でない限り無理な話。

満たされた性生活がない方は男女問わず
独特の傾向がみられます。


病気に気をつけてエンジョイして欲しいと願っています。

HIV検査 最近困っていること

2012-10-13 19:29:23 | その他
診療外にも忙しく
なかなかブログにまで手が回りません。

HIV検査で陽性者が見つかることは
そう珍しい事ではなくなってしまいました。

最近困っていることは
最終結果をお伝えする前に
陽性者とコンタクト取れなくなってしまうことです。



セクシュアル・ヘルス

2011-07-08 12:54:44 | その他
当院では
明らかな症状があって受診する方もいれば
「何となく体調が悪い」ということで来院される方も少なくない。

話を伺うと、所謂「こころの問題」であったりすることもありますが
そこまで病的とも思えず、保険診療内ではどのように対処してよいのか戸惑うこともあります。

しかしながら、「何となく体調が悪い」とか分類困難な悩みで受診される方の多くは

定期的な性行為がほとんど無い


と答えております。

性行為といっても必ずしも挿入を伴う行為だけを指すわけではなく
ここでは広い意味での「パートナーとのふれあい」とお考え下さい。



パートナーが固定されず、また無防備な性的行為をすることは
健康によろしくありませんが

適度な性的活動が無いのも、健康的とは言えません。





正しい知識をもちましょう

2008-12-12 22:01:16 | その他
日々診療していると
(医師には守秘義務があるので言えないことばかりですが)
HIVや性病に関する啓蒙が必要だと思われます。

性病では全くないのに
マスコミやネット情報を鵜呑みにして
ほとんど不安神経症にちかい患者さんもたくさんおります。

その反面、そんなことをしたら一生後悔するよ!というケースでも
「友達が大丈夫というから」
「ネットにそう書いてあったから」
と言われる患者さんも少なくありません。

必ずしも私の言うことが100%正しいとは限りませんが
数多くの臨床経験から、何か一つでも皆さんのために参考になることがあれば
と思います。

以前からそう思っていたところ、性病に関するブログを書いてよ!
と頼まれ、ちょうど良い機会だと思いました。
ただ、恋愛相談も持ちかけられることも多いので
(他のクリニックもそうなのでしょうか?渋谷だから?)
あまり堅くならないように書いていくつもりです。


なお、ややもすると性病相談所となりかねないので
(とても質問には答えられません)
申し訳ございませんが、コメントはできないように致しました。
御了承下さい。