【新車・試乗レポート】ダラーラ ストラダーレ GENROQ of the year 富士スピードウェイ
2019年12月、富士スピードウェイで行われた自動車専門誌GENROQ恒例の取材“GENROQ of the year”。サーキットに集められたスーパースポーツ、4モデルの試乗インプレッションをお届けする。まずはフォーミュラシャシーのサプライヤーとして知られる、イタリアのダラーラが自ら開発、製作したダラーラストラダーレをピックアップ。公道走行可能なナンバー付き車両ではあるものの、ドアはなく、カーボンモノコックタブ、GTマシンのような大型リアウイングなど 、レーシングマシンのようなディテールとパフォーマンスを持っている。その実力をサーキットで試した。 ■カーボンファイバー構造 複合材とカーボンファイバーを広範囲に使用することによって乾燥総重量855kgを実現した。機能に適した素材選びと製造工程のロジックにより、徹底的な軽量化を推進。プリプレグ・オートクレーブ成形によるモノコック構造を採用し、ボディの構成部品には長繊維を圧縮したモールディングを用い、外装パネルはカーボンファイバーシートで強化されている。