梅雨明け最初の日にカシオペア座新星を固定撮影しました。
7月17日晴れ。やっと梅雨明けしました。梅雨は気象庁観測史上最長の2ケ月だったそうです。
夜は快晴でしたので、上弦の月が傾くのを待ってカシオペア座新星を固定撮影してみることにしました。固定撮影で写らなければε-130D望遠鏡を準備する予定でした。
22時過ぎてから自宅庭から固定撮影で試写しました。カメラモニターをチェックしました。新星が写っていました。光度はまだ暗くなっていませんでした。
ISO感度1600(今までは800)にして少し露出を長めにして連写撮影しました。(暗い星を少しでも多く写るように)
撮影終了後、早速ソフト現像処理しました。
新星の光度をステライメージ9ソフトで自動測定しました。光度は7.1±0.2等です。前回(6/29)の7.0等と大差ありませんでした。
新星はまだ固定撮影で写る明るさです。光害の自宅では固定撮影で約10等まで写ります。もうしばらく追跡撮影しようと思います。
尚、新星のすぐ右上の星は光度9.1等です。
撮影した写真を添付します。
カシオペア座新星(その後2)
2021年7月17日22時27分56秒~28分43秒 露出6秒×8コマ 35㎜ F2.8(絞り3.5)
固定撮影 ISO1600 トリミング 自宅 気温24.5℃ ※左がほぼ北方向