新星空の友

火星の砂嵐移動確認を撮影しました

 砂嵐発生の火星の砂嵐移動確認写真を撮影しました。
 11月19日夜、曇り時々晴れ。火星の砂嵐の変化に興味を持ち20cmドブソニアン望遠鏡で砂嵐の火星を撮影することにしました。
 前日(11/18)も撮影しましたが、薄雲に覆われて自分の思う写真になりませんでした。撮影チャンスを待っての撮影です。
 撮影前に日課の夕方のウォーキングに出掛けました。ウォーキング中も火星が見え隠れしていました。
 ウォーキングから帰宅後、雲が移動していくのを確認して撮影できると判断し撮影準備しました。
 パソコンモニターで火星の状態をチェックしました。南極冠・アリンの爪と砂嵐の丸っぽい形を確認しました。
 南極冠でピント合わせして動画撮影を繰り返しました。
 30分後も撮影しましたが、急にシーイング不良になり火星像がボケボケで撮影を途中であきらめました。これ以上撮影しても良い像は得られませんから。
 火星の衛星フォボス(光度11.3等)の撮影にも露出時間を長くして挑戦しましたが、うまくいきませんでした。今度は一眼デジカメの直接焦点撮影で挑戦してみようと思います。

 撮影した写真3コマ(砂嵐比較写真含む)を添付します。

 写真②と③を比較してご覧下さい。
 砂嵐は南極を上にした写真で南極冠の下付近へ拡散しています。アリンの爪も砂嵐で隠れてきています。中央の横筋の砂嵐は変化がないようです。

①火星の砂嵐(ウェーブレット処理のみ)
2020年11月19日20時50分~54分
露出1.5ms×500/1000フレーム×13コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6 トリミング自宅 気温20.5℃
※キャプチャエリア320×240、下が北

②火星の砂嵐
2020年11月19日20時50分~54分
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
他データは①と同じ

③火星の砂嵐(3日前)

2020年11月16日18時52分~55分
露出1.4ms×500/1000フレーム×13コマ
20cmドブソニアン望遠鏡 f1200㎜ ×2倍バローレンズ
ASI290MC IR/UVカットフィルター GAIN300 動画撮影 
RegiStax6+ステライメージ8(画像復元無)+フォトショップ処理
トリミング自宅 気温18.5℃ ※キャプチャエリア480×274、下が北

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