月明かりの影響の少ない頃にアトラス彗星（C/2019 Y4）の分裂後？を撮影しました。
4月9日晴れ。少しかすんだ空でしたが、Ｙ４アトラス彗星の異常状態（彗星核の分裂？）を確認するため、夕方のウォーキングを取りやめてＹ４アトラス彗星を撮影することにしました。
天文情報では彗星核が分裂して暗くなっているとのことです。５月に大彗星になるかもしれないという世間の期待は砕かれたようです。
導入は先日（4/6）と同様にぎょしゃ座カペラを使って行いました。一発導入できました。
試写してカメラモニターをチェックしましたが、先日よりも彗星像が淡くなっていました。
一応、記録撮影するため連写撮影しました。
撮影した写真を添付します。
彗星光度はステライメージ８ソフトで自動測定しますと、１０．９±０．２等です。
彗星核はハッキリとは写っていません。以前は核が輝いて写っていました。やはり分裂してしまったようです。まだ尾は左側（東方向）に薄く見えます。
もう少しの期間、追跡撮影しようと思います。
※Ｙ４アトラス彗星の光度のピークは過ぎてどんどん暗くなる予報に変わりました。
やはり世間が事前に騒いだ彗星はあまり明るくなりませんでした。
残念です。（4/14追記）
Ｙ４アトラス彗星の異常状態（分裂？）
2020年4月9日19時50分45秒～53分41秒
露出4秒+5秒各15ｺﾏ ε-130D F3.3 LPR-Nﾌｨﾙﾀｰ
ﾄﾘﾐﾝｸﾞ ISO1600 自宅 気温14℃ ※上が北
