自宅近郊の高台でカノープスを観察・撮影しました。
2月27日快晴。風の強い日でしたが、思い切ってカノープス観察・撮影に行きました。場所は近郊の私が「カノープスの見える丘」と名付けた高台です。
カノープスが南中する前の19時半前に現地へ車で行き南の空低空を見ました。
すると、木の少し上にオレンジ色の星がハッキリ見えました。カノープスです。肉眼でいとも簡単に見つけました。
光度はオリオン座の右脚κ(カッパ)星(光度2.1等)くらいの明るさです。大気の減光で光度-0.7等の星が約2等で観察できました。双眼鏡でも観察しました。
近郊でカノープスがこんなにハッキリ観察できたのは珍しいです。大気が風に流されて透明度が最高だったためと思います。先日(2/24)の伊良湖でもカノープスを肉眼では観察できていません。
条件が揃えば、光害の自宅近郊でも肉眼で簡単にカノープスが見えることが判りました。多分、年に数回しかチャンスはないと思います。
撮影した写真を添付します。(拡大しますと、よく判ります)
写真②を追加します。(3/1追記)
①ハッキリ見えたカノープス
2020年2月27日19時40分52秒~41分00秒
露出1.6秒×2コマ 55㎜ F4.5 固定撮影 トリミング
ISO800 愛知県大府市 気温7℃
②カノープスの望遠
2020年2月27日19時50分06秒
露出1秒 250㎜ F5.6 固定撮影 トリミング無
ISO1600 愛知県大府市