イタリア車は故障が多い!
国産車は故障が少ない!
外車は整備費が高い!
それが一般的に耳にする故障リスクである。
本当のところはどうなんだろ?メルセデスベンツは?BMWは?アウディは?
当然にオイルやホース、ベルト、タイヤ、ブレーキパッドやローターなど
消耗品が消耗すればどんな車でも交換しなければならないので消耗品交換リスクはどの車にもある。
しかし予期できないような故障が起こる得るリスクはどうなのか?
筆者の経験から各自動車メーカーの故障リスクについて語ってみようと思う。

トヨタ車(小型大型問わず年式問わず)
・本当に全く故障しない。どうなってるんだと呆れるくらい故障がない。
・パワーウィンドやドアミラーなど一般的に故障しやすい箇所も何故か故障しない。
・オイル漏れはほとんど起こらない。ミッション故障も聞いたことないレベル。
・国産車全般に言えることだが、外装の塗装劣化と内装樹脂パーツの劣化は要注意か。
・ベージュ系の内装色が多いため車内が汚れやすい。
・アクリル・ポリカーボネート製ヘッドライトレンズが黄ばんで濁る車種が多いが、
代替促進のためにわざと劣化しやすい部品を使ってる気もする。

日産車(小型大型問わず年式問わず)
・トヨタ車と比較したら可哀相だが、それなりに故障はする。
・エンジントラブル、オイル漏れ、ミッション不良もそこそこ多い。個体差というより前オーナー次第かも。
・タイミングチェーン車のチェーン緩みが多く、タイベル交換並の整備費がかかる。(意味ないじゃん。)
・パワーウィンドやドラミラーの故障は多めだが輸入車ほどではない。
・アクリル・ポリ製ヘッドライトレンズの劣化はすさまじい。

ホンダ車(小型大型問わず年式問わず)
・耐久性はトヨタ日産より明らかに低い。
・エンジントラブル・ミッション不良・オイル漏れもそれなりに多い。
・前オーナーに大切にされていたか、整備に無頓着なオーナーだったかで個体差が出る。
・塗装劣化は特にすさまじい。

マツダ車(小型大型問わず年式問わず)
・耐久性はトヨタ日産より明らかに低い。
・筆者は走行距離で車を判断しないタチだが、マツダ車だけは走行距離で判断すべきかも。
・センサー系のトラブルが多く、金がかかるトラブルが多い。機械制御の頃のほうが良かったのでは?
・通常の車種は後期モデルや最終モデルは熟成されて良くなるのだが、マツダ車だけはコストダウンの嵐によって退化する。
・マツダ地獄と言われ続けた中古車価格下落の歴史は妥当と言える。
三菱車
・かつては大資本メーカーだけあってしっかり開発された車種が多かったが、
GDIエンジンの大失敗とリコール隠し不祥事が重なった2006年以降は凋落の一途を辿った。
再生されるのかこのまま消滅するのかの瀬戸際にいるメーカーなので品質を語れるレベルにはない。
スバル車(1500cc以上)
・全般的に経年劣化によるトラブルは多い。
・エンジン不調・センサー故障・ミッショントラブルは他の国産車より明らかに多い。
・特に水平対向エンジンはやはりトラブルが多い。
ダイハツ・スズキ(軽自動車)
・軽自動車開発におけるコスト抑制は想像を絶する苦労がつきまとう。
並々ならぬ努力と工夫によって安い製造コストと安い販売価格を実現しているので
耐久性や高品質を期待するのは明らかにお門違い。
ターボ車のエンジン、4WD車の足廻り、CVTのミッションは全般的に特に故障しやすい。
ちょっとざっくりし過ぎなので気付いたところを追記、修正していきます。
後編は輸入車編です。
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メルセデスベンツ、BMW、ボルボ等の輸入車を中心に割安で程度が良い中古車を取り揃えています。
輸入車編も期待しています!力作を是非