モリーさんの執事犬

モリーさんちの執事犬 スタンプの日記

ボク達の女子会

2011-11-27 11:42:14 | 日記
クレオ君ちで開かれた女子会に
ご主人様が招待されたので
ボクも執事として同行しました



クレオ君ちはとっても素敵なおうち
センスのいいクレオママが作った
おしゃれな料理や
みんなが持ち寄った料理で
なごやかで楽しい女子会となりました


が・・・

礼儀正しく
側に控えるボクに比べ



デザートも食いまくるという
暴飲暴食一直線のご主人様



おや、気がつけば
ここにも
そんなご主人様を呆れてみているヒト(?)が・・




クレオ君です




「ねぇ、キミもそんな律儀にご主人様に仕えてることないよ」




「オンナのおしゃべりってのは始まると終わんないんだから」




「適当に休むといいよ。ボクはいつもそうしてるんだ」




と、勧められ、ボクもソファでリラックス




クレオ君のいうとおり、
なたりちゃんも加わって、
女子会はまだまだ終わりそうにありません。




「ねぇ、今度はさ、ボク達だけで女子会しない?」



「いいね、ソレ
でも、ボク達だけで「女子会」っいえるんだろうか・・
まぁ、細かいことはいいけどね


 

モリーの独り言 「時間だけが作れるもの」

2011-11-23 19:25:06 | 日記
こんにちは、モリーです。


去年の
「モリーの独り言 もうひとつの誕生日」
にも書いたが
11月23日はスタンプが私の犬になった日だ。
それから、8年の月日が流れた。
私は犬を飼うのが初めてだったし、
こんな大きな犬を家の中で留守番させるわけだから
仕事中も用事で出かける時も
スタンプの様子が気になって仕方がなかった。
吠えてないか、寂しがってないか、破壊してないか、等等。




けれど今では
私は離れている時には全くと言っていいほど
スタンプのことを思い出さない。
そして、スタンプもまた同じではないのかな、と思っている。
本人はいくら聞いても答えないから
想像するしかないのだけれど
きっと日中は私のことをあまり考えないのではないかと、
私は思っている。
それはお互いに対する愛情が薄れ、関心がなくなったからではない。
8年の年月が私達の間に作った信頼感がそうさせているのだと思う。



スタンプは犬として賢いだけではなく
人間に近い感情を持っているようにみえる。
だから、8年前に私の犬となったときも
「お世話になるんだからイイコでいますよ」
とかなんとか言いながら
絶えず、逃げ出す隙を狙っていた。




おとなしく散歩をしていたのに
家に着いてリードをはずしたとたん、
逃げ出してしまったり。
まるで脱走のチャンスを作るために
模範囚を装う囚人のようだった。



その度に
酷く裏切られた気持ちになって
捕まえたときにはもの凄く怒ったりしたものだった。
表面はなついているように見せかけても
決して心は開かない犬。
それが最初の頃のスタンプだった。




それがいつ頃からだろう。
特別なことがあったわけではなく、
スタンプは私に心を開くようになっていた。
もうリードをはずしても
逃げる不安はない。
まるで
私達の間に流れた時間が
「絆」という見えないリードとなって
お互いを固く結びつけているかのようだ。


今では、
お母さんと手を繋いでいる子供のように
リードで私と繋がっているからこそ
安心して散歩を楽しむスタンプ。
だから、
お互い物理的には離れているときも
見えないリードで繋がっている確信が
きっとスタンプにはあって、
留守番中も安心して昼寝を楽しんでいるんだと思う。



この
「絆」というもの。
お金で買うことができないのはもちろん、
短時間で作ることは決してできない。
よくビビビと来ました、とか
一目ぼれ、とか言うけれど
その瞬間に「絆」ができることは
決してない、と私は思う。



一緒に過ごし、繰り返した日常だけが
見えない糸をつむぎ、少しづつ太い綱に編んでいき
お互いをゆっくりと、けれどしっかりと固く
結びつけていく。
時間をかけてしか築けないもの。
これがそこにある。


今はなんでもスピード化で簡単で早いものが好まれるし
そういう私もそれがいいと思っていた。


でも、
ふと目を上げるとスタンプの姿が見えず
たぶんソファの裏で寝ているんどろうと覗くと
案の定そこで長くなってる姿を見て
「やっぱり」と思うとき、
時間をかけてしか作れない関係の大切さに気がつく。



「簡単で早い」ものもいいけれど
時間が作り出すものが
こんなに価値のあるものなら
「なかなか進まず、ややこしい」
ものもいいんじゃないかな。
思い通りに進まず
なかなか結果が出ないことのある時は
なにかが作り出されるための
時間が必要なんだな、
と思うことにしている。
きっとそれは「簡単に早く」は
手に入らないものだ。


さて、私の作業も終了すると察したのか
スタンプが側にやって来た。
じゃあ、そろそろ寝ようか。
明日もオマエの散歩があるからね。

忠犬物語

2011-11-13 16:03:44 | 日記




ここに一匹の犬がいる。
強靭な肉体を持ち
頭脳明晰にして人間の言葉を理解し
しかも忍耐強く、節度がある。
堂々とした風格まで
備えている犬。


それがボクだ。




イギリスの貴族が
喉から手が出るほど
手に入れたいようなグレードの犬なのに
なんの因果か
しょーもないご主人様に仕えている



さて、
昨日は天気が良かったので
ご主人様は図書館にいくという。
しかたなく、
先導していく。



ここまで
道に迷わないように先導してもらった恩も忘れ




「ここからはオマエは入れないの」
とボクをつないで中に入ってしまったご主人様。
なんという仕打ち



けれどもボクは
ケナゲにもご主人様が入っていった入り口に向かって
じっと待っている。



ボクがこうしていると
子供達や図書館に出入りする人達が
遊んでくれようすることが多いけど
ボクは基本、この姿勢をくずさない。




もしも
最近特にボケが酷いご主人様が
ボクを忘れて
裏口から帰ってしまっても
このままボクは待ち続けるのだろう。




図書館の人達の好意で
食べ物を貰ったりして。
雪降る冬も
猛暑の夏も
ボケでボクを置いて帰り
ボケのせいでボクの存在さえ忘れてしまった
ボケナスのご主人様を、ただただ待ち続けるのだろう。




そして
この図書館の入り口には
ボクの銅像が建ち
待ち合わせの場所として有名になるのだろう。





ああ、なんと切ない我が人生。
しかし、これも運命と受け入れよう。
ボクの銅像が作られ、
ハリウッド映画になるしかないと
諦めよう




ただ、
もっといい飼い主に恵まれたら
そもそも
図書館に置き去りにされることはないのではないか
とボクは思っている。

雨の土曜日

2011-11-05 15:11:29 | 日記
天気予報では今日は曇り。
明日の日曜日は雨模様だから、

土曜日に「創作の森」で行われてる
小さな手仕事のイベントに行くつもりだったご主人様。
ボクを車の中で留守番させて
手仕事グッズを見たり
手作りクッキーを買ったりした後
森の中をボクと散歩する予定だったのに・・・
今日は雨。




窓の外の
今年から実をつけたちいさな柿の木を
眺めてるのにも飽きたので
お茶の時間にすることにした。




お茶のお供は
最近ご主人様がはまっているアップルパイ。



こんな感じでプラント2(地元で無い方、ごめんなさい)
で売っていて



4人分で値段はなんと498円
りんごがまるごと入っていて
とっても美味しいです
レンジでちょっと温めると
さらに美味




ジャスミン茶にはドライフルーツ
と言っていたご主人様も



このアップルパイは合う
と一切れ124.5円のチープな美食家気取り



ま、いいか
ボクも好物だし



ヒマだし、おなかもふくれたし
昼寝でもすっかと思ったら




あんなとこでアイツはすでに寝ている



寝てる顔もアホズラだよな~
へっへっへ



なんだよ
起きてたのかよ・・・