真宗大谷派 高岡教区 仏教青年塾 (通称 高岡仏青)

高岡仏青の活動などをおしらせしています。

門前町道下地区仮設住宅での反省

2007-06-02 19:37:04 | Weblog
ということで、5月31日、炊き出しとバザーをしてきました。

はー。
あっという間に終わりました。


前日までの準備もさることながら、
当日は10時に現地入り、設営開始。
1時間後にはあらかた準備が出来てたんですが
レンタルした2トントラックに積みこんだバザー用の品々が
まさかたった10分で消滅するとは・・・。

高山教区からお借りした大鍋でつくったツミレ汁はおいしかったです。
能登の坊守さんの皆さんありがとうございました。

あまり慣れないことをやってアタフタしたのと、
平日の日中で在宅者が少ないということもあって、
あんまり仮設に入居されてる方々と会話を持てなかったのが心残りです。

スタッフの事後反省会から仮設入居者の方々の話を一部紹介すると
●ガスコンロがIHクッキングヒーターになっていて、使い慣れない
●そんでもって、いままで使ってた鍋が使えないのもあったりする
●そしてご飯用意の道具そろってんの?と思ったら、まな板と包丁が無かった

調理・食生活のことを取り上げてみましたが、
『建物ができたからといって、生活できるわけじゃない』ってのは
中越のときもありました。

私自身、今回はどなたの家庭も訪問していないため、今回建てられた
仮設プレハブ物件の中身がどうなってるのかわからないのですが
ぐるっと外から素人目に見て中越のときのことを思い起こすに
●通気・換気口ないんじゃ?(結露の危険)
●地面と玄関の段差がないよ?(積雪時の危険)
●物件同士の間の通路、狭くない?(降雪時の除雪スペース)

中越の仮設住宅建築のノウハウが全然生かされていないように見えます。
正確に言うと『そこで生活する人の』ノウハウが無い気がします。
実際に生活されていた人をどなたかお呼びして
仮設での生活がどのようなものかどこに気をつけないといけないか、という
説明会みたいなことをしたほうが良いような気がしますね。

高岡のスタッフのみなさん、おつかれさま。
またがんばりましょう。