ローレンス・オリビエ

ローレンス・オリビエ

イギリス生まれ。父親は教会の牧師。少年時代から
俳優を志し、早くからシェイクスピア劇に出演し、
舞台俳優として活躍。そして、ハリウッドに招かれ「嵐が丘」、
「レベッカ」などに主演し名声を得る。

その後、イギリスに戻ったオリビエは、
製作、監督、主演で「ヘンリー五世」を発表。
シェイクスピアの完璧な映画化として絶賛される一方、
ドイツ軍の爆撃で破壊されたシェイクスピア劇の
本拠オールド・ヴィク座の再建にも努める。
その功績により英王室から「サー」の称号を贈られる。
さらに、「ハムレット」「リチャード三世」「オセロ」の成功で、
７０年、俳優としては初めて「ロード（爵位）」を授けられ、
最高のシェイクスピア役者との評価を決定的にする。

４８年、イギリス映画「ハムレット」にて、アカデミー賞、
主演男優賞を受賞。２０世紀最大の名優とも称される。

ヴィヴィアン・リーとのロマンスは有名で結婚もしているが、
後に離婚。

リトル・ロマンス（1979）
マラソンマン（1976）
探偵＜スルース＞（1972）
レベッカ（1940）