極上ミステリー風な邦題もある意味フェイクというか…ツンデレな恋の駆引話だったのかと思いかけたけど…当たらずとも遠からずというか何を言ってもネタバレになりそうなので観てのお楽しみということで、旦那いわく“絵に書いた餅より本物の餅を味わえたからよかったのかも？”って、そうか、それこそが原題(THE BEST OFFER)の意味なのかも？
たまは旦那もいいこというわ、さすが年の功(笑)
“顔のない依頼人”の屋敷のセットは内部は北イタリアの地に、ウィーン、ミラノ、パルマ、トリエステと合計5つの都市に散在する邸宅の室内でバラバラに撮影されたのだとかで編集もみどころかも。
《天才的な審美眼を誇る美術鑑定士ヴァージル・オールドマン（ジェフリー・ラッシュ）は、資産家の両親が遺した美術品を査定してほしいという依頼を受ける。屋敷を訪ねるも依頼人の女性クレア（シルヴィア・フークス）は決して姿を現さず不信感を抱くヴァージルだったが、歴史的価値を持つ美術品の一部を見つける。その調査と共に依頼人の身辺を探る彼は…》
偏屈な美術鑑定士には、『シャイン』などのジェフリー・ラッシュ。
共演には『アップサイドダウン 重力の恋人』などのジム・スタージェス、ベテランのドナルド・サザーランドらが名を連ねる。
原題:THE BEST OFFER
◆CAST
ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・フークス、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランド
131分
TOHOシネマズ川崎8
18:35～観客7割程/112席
