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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「SISU シス 不死身の男」(2023フィンランド/ハピネットファントム・スタジオ)

《第2次世界大戦末期のフィンランドを舞台に、不死身の老兵とナチス戦車隊の死闘を描いた痛快バイオレンスアクション。「レア・エクスポーツ 囚われのサンタクロース」のヨルマ・トンミラが主人公アアタミ、「オデッセイ」のアクセル・ヘニーがヘルドルフ中尉を演じた。監督・脚本は「ビッグゲーム 大統領と少年ハンター」のヤルマリ・ヘランダー。》

これは年末の呑み会の時に話題になった作品で早く観たいと思いながら都内での上映はなくなってしまったと思ったら、阿佐ヶ谷で上映していることがわかって、時間的にも旦那の夕ご飯のタイミングにちょうどいいしということではるばる阿佐ヶ谷まで行ってきたけど、いやもう最高!観流さないで良かった!!

タイトルの「SISU(シス)」というのはフィンランドの言葉で、日本語への正確な翻訳は難しいけどすべての希望が失われたときに現れる不屈の精神のような意味合いを持つんだそうだけど、いやはやもう不屈というか不死身過ぎて笑っちゃうほどなのに説得力があるから不思議w

内容的にはソ連に侵攻されドイツに国土を焼き払われたフィンランドを舞台にひとりでナチスと闘う話なんだけど手持ちの武器がツルハシだけであとはその場その場で・・・おっとその辺りはみてのお楽しみということで。

映画に犬が出てくるとかなりの確率で死んでしまうのでハラハラしそうだけど、そこもとクリアというか、実際に主人公アアタミ役のヨルマ・トンミラさんの愛犬なんだとか、道理で息もピッタリ?
俳優犬ではないので敵役の役者さんたちに駆け寄ったりで撮影も大変だったらしくて、そんなNGシーンも観たいかも。

なにしろR15+でもまだ緩いほど冒頭からグロシーン満載なので誰にでもオススメというわけにはいかないけど、女性軍団?が大活躍もツボで、ラストの落ちにもニヤリ、何度でも観たくなる面白さだった。

Morc阿佐ヶ谷は初めてだったけど、チラシやポスターなど豊富に陳列してあって昔の名画座的雰囲気も残しつつ、自由席だけどあらかじめネット予約で整理番号をもらえるシステムもありがたくて、席数48の割にスクリーンも大きめで椅子もゆったりしていて見やすかった、見逃し作品があったらまた行きたいかも。

☆あらすじ☆
1944年、ソ連に侵攻されナチスドイツに国土を焼き尽くされたフィンランド。老兵アアタミ・コルピは掘り当てた金塊を隠し持ち、愛犬ウッコとともに凍てつく荒野を旅していた。やがて彼はブルーノ・ヘルドルフ中尉率いるナチスの戦車隊に遭遇し金塊と命を狙われるが、アアタミはかつて精鋭部隊の一員として名を馳せた伝説の兵士だった。アアタミは使い古したツルハシ1本と不屈の精神を武器に、次々と敵を血祭りにあげていく。
※映画.comより

キャスト
ヨルマ・トンミラ
アクセル・ヘニー
ジャック・ドゥーラン
ミモサ・ビッラモ
オンニ・トンミラ

監督
ヤルマリ・ヘランダー

原題  Sisu

91分

R15

Morc阿佐ヶ谷17:20〜観客10人程/48席











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