続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「いつまた、君と ~何日君再来~」(2017/ショウゲート)

《俳優の向井理の祖母・芦村朋子が自らの半生を綴った『何日君再来』を、向井自らの企画で映像化した夫婦愛の物語。『神様のカルテ』の深川栄洋監督が、TVドラマ『ゲゲゲの女房』の山本むつみの脚本を基に、戦後の混乱期から激動の昭和を生き抜いた夫婦の軌跡を温かく描き出す。夫・吾郎役を向井が熱演。妻の朋子役は尾野真千子が務めている。》

正直なところ戦後の混乱期からの激動の昭和の時代ではもっと大変な思いをした人たちもたくさんいるとは思うけど、“生きるため働くこと”がストレートに描かれていて、忘れてはいけない今の日本を築いた昭和の人たちの暮らしぶりを色々と思い出すことのできる作品だった。

酔っても老けて病んでも何をしても生活感が皆無に見えて汚れることのない向井理くんがもう綺麗過ぎてファンとしてはながめているだけで至福の時間だったというか、どんなに生活力がない夫でも苦労を厭わず生きていける妻の恋心が隠れテーマかも!

これが遺作になってしまった野際陽子さんに改めてお悔やみ申し上げます。

あらすじ
老齢を迎えた芦村朋子は亡き夫との思い出を手記にまとめようと思い立つ。だが、とりかかったところで病に。代わって孫の理が朋子の手記をまとめることに。手記に目を通していく中で、理はこれまでまったく聞いてこなかった祖父と祖母の人生を知ることになる。


114分

監督
深川栄洋

出演
尾野真千子
向井理
岸本加世子
駿河太郎
イッセー尾形
成田偉心
野際陽子

TOHOシネマズ日本橋3 16:50~観客30人程/119席




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