続・とりあえずの映画鑑賞メモ

落下の王国(2006米)

“君にささげる、世界にたったひとつの作り話…構想26年、撮影期間4年!映像の魔術師ターセムが、魂を込めて作り上げた生きる力を喚起させるファンタスティック&リリカルな心の旅”

今日は金曜日ですが、夜の書道教室はお休みなので、1本くらいは映画を観られそうなので有楽町に向かいました

この作品、不思議なイメージの予告編で気になりながらもなかなかタイミングが合わないうちにそろそろ上映終了になりそうなので、観るなら今日くらいしかないかも、とシネスイッチに急ぎましたが、時間はギリギリ間に合ったものの、なんと満席立見とのこと、が~ん、もう引き返せないし、満席といってもひとつやふたつは前方の席が空いてるかもしれないと思ってとりあえず中に入りましたが、まさにぎっしりの満席状態、後ろの方には立見客がいるし…そうか、シネスイッチは金曜日は女性割引900円なので、そのせいもあるんでしょうね、失敗したけど、シネコンなら満席だと入れてもらえないわけだから、立見でも入れてもらえるだけラッキー、前方の通路の床に座りこんで準備完了、時間が経てばお尻は痛くなるけど、通路に座ってスクリーンを見上げるポジションもけっこう好きなので、すぐに映画の世界に引き込まれました

内容は…“事故で下半身不随となり、自暴自棄になったスタントマンと骨折で入院中の一人の少女の心の交流を軸に、スタントマンが少女に思いつくままに語るおとぎ話をエキゾティックかつイマジネーション溢れる映像美で描き出す”というものですが、これはすごいですよ、CGでなく本物の景色が圧巻で、13の世界遺産を含む世界24カ国以上で4年がかりで撮影されたという映像が美しくも不思議な世界を醸し出していて最後まで見飽きることがなかったです、お尻は痛くなったけど

少女役の女の子が、いわゆるハリウッドタイプの達者な演技ではなくて、半分は少女のドキュメンタリーでもあるかのように自然な反応が感じられたのも新鮮でした。

原題そのままだと“落下”とそっけないのに、“王国”をつけたことで、観客のイマジネーションも刺激されるように思えて、この邦題はピッタリかも、もう一度椅子に座ってじっくり観たいような気もしますが、残念ながらメイン館での上映は10日までになってしまったので、DVDが出たらまた観てみたいです、石岡瑛子担当の衣装や、チャップリンやキートン、ロイドなどサイレント活劇のスタントシーンで構成されたラスト・シークエンスも目が離せなくて、この贅沢な映像は一度限りではもったいないですもんね

原題:The Fall
シネスイッチ銀座1 19:20~満席立見/273席
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