こ、これは怖かった！
って、終わってみればアイデア賞ものというか、特別な仕掛けがあるわけでもないのにうまくやられてしまった感ありありなんだけど、母親の過激な束縛愛に不信感を抱いてからの娘の行動にドキドキハラハラからの、明らかになっていく真相にゾワゾワ、オチも効いていてあっという間の90分だった。
スマホもネットも使えずに車椅子で奮闘する娘を演じたキーラ・アランの母への疑念に満ちた表情や、ラストの母親の様変わりした表情も見どころ。
アイデア賞ものといえば、アニーシュ・チャガンティ監督の前作「search/サーチ」も、PCの中だけで話が進むというものだったのでこれからも注目したいかも！
あらすじ
生まれつきの病気で、車いす生活を余儀なくされているクロエ。好奇心旺盛な彼女は、大学進学のため自立しようとしていた。一方、クロエは自分に献身的すぎる母・ダイアンに不信感を抱く。そんな折、彼女はダイアンから新しい薬として緑色のカプセルを渡され……
原題 RUN
90分
監督
アニーシュ・チャガンティ
キャスト
サラ・ポールソン
キーラ・アレン
TOHOシネマズ日本橋9 19:20～観客50人程/145席
