続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「愛がなんだ」(2019/エレファントハウス)

《直木賞受賞作家、角田光代の同名小説を、恋愛映画の名手・今泉力哉監督が映画化した恋愛ドラマ。好きな男のためなら仕事も友達もそっちのけで全てを捧げてしまうOLの恋愛模様をコミカルに描いている。主演はNHK連続テレビ小説『まんぷく』にも出演する岸井ゆきの。相手役に、映画やTVドラマにひっぱりだこの人気俳優・成田凌が扮している。》

これは気になってるうちに、上映回も限られてきて…と思ったらどんどん上映館が増えてしかもけっこうな混雑ぶりでつい後回しにしていたけど、なんでもっと早く観なかったんだろうと後悔の面白さだった。

始まってタイトルが出るまでの数分でテルコとマモルの関係が観客にわかる演出にすぐに引き込まれてしまったというか、2人と関わるナカハラとすみれ、その誰とも自分は違うと思いながらも観ているうちに、あるあるな感覚になってしまうのが不思議、たぶん観客の誰もがそんな風に思うのでは?

岸井ゆきのちゃんのあどけなさが残った可愛さ、成田凌くんの見掛け倒しなダメ男ぶりもよかったけど、好きという想いを昇華したナカハラを演じた若葉竜也くんは助演賞ものかも。

今泉力哉監督作品は初めてと思ったら、3年前に新宿武蔵野館で観た「知らない、ふたり」の監督さんと知って納得、あの映画も全編ひたすら“好き”という感情描いているだけなのに、登場人物たちから目を離せないところがあって、働く場面もしっかり描かれていて物語に奥行きを感じたので、これからの作品にも注目したい、食事の場面が充実している映画にハズレがないというのも改めて実感した。

あらすじ
28歳のOLテルコはマモルに一目惚れして以来、生活の全てをマモルに捧げている。しかし、マモルはテルコを都合のいい女としか思っていなかった。念願叶ってマモルの家で一晩過ごしたテルコは、遂に恋人になれたかと思ったら、急に連絡が途絶えてしまう。


123分

監督
今泉力哉

キャスト
岸井ゆきの
成田凌
深川麻衣
若葉竜也
穂志もえか
中島歩
片岡礼子
筒井真理子
江口のりこ

TOHOシネマズ日比谷2 18:35~観客7割程/100席




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