続・とりあえずの映画鑑賞メモ

三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話(2008)

“私、コスモの目になる!…盲目の馬と、ひとりの女子高生の絆が、今、奇跡を起こす!”

今日は月曜日でいつもなら早め帰宅しなくてはなんですが、旦那の夜の用事が土日の旅行で“振替”になったのでたまった雑用を済ませて夕方近くに品川に向かいました

例によって、時間的にちょうどいいという理由でこの作品にしたわけですが、とてもよかったです。

内容はタイトルが物語っているように…“実在する青森県の農業高校を舞台に、盲目の馬と一人の馬術部員との感動の実話を描く”ものですが、「半落ち」の佐々部清監督の作品にしてはあまり話題になってないのがもったいないくらい、画面も充実していて、なにより、ヒロイン役の長渕文音の、ちょっとつっかかるような、飾らない物言いが自然な感じで、馬のコスモと情を深めていく様子が手にとるように伝わってきました。

馬術のシーンも、馬術部員を演じたキャストたちが全てスタントなしでこなしたそうで、佐々部監督いわく“スタントでやるくらいなら最初からこの映画はやりたくないと思っていた”“映画って大きな嘘物語でしょう?だから細かいところで可能な限り本物をやらないと人を感動させることはできない”そうそう、まさにその通りですよね、映画という“大嘘”にきちんと騙された(?)心地よさを感じました

そして、馬の映画としてももちろんですが、青春映画としても見応えがあって、卒業式の場面では胸が熱くなってしまいました。

欲を言えばラストの歌が強すぎたかも、まあ、「半落ち」のラスト、感動しかけていた時に、森山直太朗さんの歌がいきなり流れてぎょっとしたことを思うと、今回は大丈夫でしたが

品川プリンスシネマ1[プレミアム]17:55~観客15人程/96席
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