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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「戦争のはらわた〈デジタル・リマスター版〉」(1977英=独/コピアポア・フィルム)

《『ワイルドバンチ』のサム・ペキンパー監督が手がけ、日本では1977年に劇場公開された戦争映画。第2次世界大戦下、死者3000~4000万人以上と言われた戦場を舞台に、ソ連軍の猛攻にあい、絶望的な状況に追い込まれたドイツ小隊の運命を描く。16週間に渡る撮影にはアメリカのスタッフ200名、エキストラ兵士600名が参加した。》

これは公開時というより、名画座定番のサム・ペキンパー監督特集で「わらの犬」や「ワイルド・バンチ」などとの二本立てで何度か観た記憶はあるものの内容的には殆ど覚えてなかったので新鮮な気持ちで観られたというか、ジェームズ・コバーンのカッコいいこと!

ドイツ軍なのに皆が英語を話すという昔からの悩ましいツッコミは置いといて、内容的にも技術や物量にものいわせた今時の戦争大作とはまたひと味違う迫力で、BL風味もあってゾクゾク、詩情漂うような美しさも感じながら、伝わってくるものは紛れもなく反戦のメッセージで、日本では「ちょうちょ」でおなじみの古いドイツ民謡が最初と最後の場面に使われていたのも効果的だった。

あらすじ
第2次世界大戦中の東部戦線。新任の中隊長として着任したシュトランスキー大尉は、部下の捜索や捕虜の扱いをめぐりシュタイナー軍曹と対立する。鉄十字勲章を手に入れるためシュタイナー軍曹を味方につけようと考えたシュトランスキーは、彼を昇格させるが……


原題 CROSS OF IRON

133分

監督
サム・ペキンパー

出演
ジェームズ・コバーン
マクシミリアン・シェル
ジェームズ・メイソン
デヴィッド・ワーナー
センタ・バーガー

シネマカリテ2 18:15~観客20人程/78席





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