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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「母と暮せば」(2015/松竹)

“人間ドラマの秀作を数多く手がけてきた名匠、山田洋次が、ファンタジー風味のドラマに挑戦。井上ひさしが温めていた舞台劇『父と暮せば』の姉妹編のアイデアに発想を得た感動作で、大戦後の長崎を舞台に、母と、死んだはずの息子の数奇な交流を描く”

原爆投下から3年後の広島を舞台にした黒木和雄監督の「父と暮らせば」(2004)の原田芳雄さんと宮沢りえさんを比べてしまうと、吉永小百合さんと二宮和也くんのやりとりに少し居心地の悪さを感じてしまったのが正直なところだけど、嵐ファンの若い人たちにも原爆の悲惨さ、戦争の恐ろしさを胸に焼き付けて欲しいと思った。

冒頭の原爆投下の長崎の描写が衝撃的で、時代感や当時の家のたたずまいなど、さすが山田洋次監督というか松竹映画の底力を感じながらも、気持ちはわかるけどあのラストは微妙というか、特定の宗教に限定すべきでもないような気もして、落ち着かなくなってしまった。

吉永小百合さんは尊敬できる女優さんだし、いつまでも若々しくて綺麗だけど、そろそろ年齢相応の役柄で魅力を発揮してほしいかも、と思うのは私だけ?(^^;


ストーリー
1948年8月9日、長崎。助産婦の仕事をしている伸子の前に、3年前の原爆の悲劇によって命を落としたはずの息子、浩二がひょっこりと姿を現わす。再会を喜び、その後もしばしば彼は姿を現わして、母と子は、浩二の恋人のことをはじめ、多くの話をして……


130分

監督
山田洋次

出演
吉永小百合
二宮和也
黒木華
浅野忠信
加藤健一
広岡由里子
本田望結
小林稔侍
辻萬長
橋爪功

品川プリンスシネマ5 18:25~観客30人程/219席





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