続・とりあえずの映画鑑賞メモ

あぁ、結婚生活(2007米)

“知るべきか知らざるべきか、のぞいてみたい夫婦の事情…古き良き1940年代末のアメリカ。一見満ち足りた中流家庭を舞台に、結婚生活のスリルとサスペンスを豪華キャストが粋に競演”

今日はお楽しみの水曜日にできそうなので、雑用を早めに済ませて、さて何を観ようか迷いましたが、1日でもあるので、どうせなら夫婦50割引を実施していない劇場で観ようということで渋谷に向かいました

お目当てはル・シネマで上映中の2本、映画サービスデイで満席だったらどうしようと思いましたが大丈夫でした、それはそれで寂しいけど、とりあえず、2作品とも受け付けを済ませて、まずはこちらの作品です。

内容は…“若い愛人に溺れてしまった中年男が、妻を愛するゆえと勝手な理屈で立てたお粗末な妻殺害計画の顛末”ですが、ウディ・アレンあたりが好みそうなシチュエーションで、クリス・クーパーが大まじめに演じているのがご愛嬌といったところでしょうか。

妻役のパトリシア・クラークソンが少し“成熟”しすぎというか、もう少しお若くて華のある女優さんでもよかったようにも思いましたが、そうなるとまた別の展開が合いそうになってしまうし、若い恋人役のレイチェル・マクアダムスが“綺麗どころ”を引き受けていたので、これはこれでいいのかも?

そうそう、ウッディ・アレンといえば、最新作では、この作品で妻を演じたパトリシア・クラークソンにスカーレット・ヨハンソン、そして、なんと、あのハビエル・バルデムが共演しているようです、早く観てみたいかも

それにしても、この作品は、邦題にまんまと騙されてしまったというか、確かに原題をそんなに変えてはないけど、“あぁ”のニュアンスがなにげにコメディを思わせて、クリス・クーパーにピアース・ブロスナンですもん、期待してしまいますよね。

なのでかなり戸惑いながらも、いつか笑いのオチがあるに違いないと思っているうちに終わってしまいましたが、ブラックコメディな結末とも言えるし、オールドファッションな雰囲気のアメリカ映画は久しぶりなので、それなりに楽しめました

ちなみに、久々にスクリーン登場のピアース・ブロスナンの最新作はメリル・ストリープと共演のミュージカル映画「マンマ・ミーア!」とのこと、こちらも早く観たいです

原題:MARRIED LIFE
ル・シネマ1 17:00~観客30人程/150席
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