続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ヒトラーと戦った22日間」(2018露=独=リトアニア=ポーランド/ファインフィルムズ)

《第2次世界大戦下、ナチスが建設した絶滅収容所ソビボルでの実話に基づく戦争サスペンス。命を懸けて脱出に挑んだロシア兵捕虜とユダヤ人収容者たちのドラマが緊張感たっぷりに描かれる。『ナイトウォッチ…』などで知られるロシアの国民的スター、コンスタンチン・ハベンスキーが主演と監督を務め、極限下の脱出劇をスリリングに演出。》

一昨年観た、やはり“絶滅”収容所であるアウシュビッツ=ビルケナウ収容所でユダヤ人の死体処理を行う特殊部隊のゾンダーコマンドであるハンガリー系ユダヤ人のサウルを描いた「サウルの息子」も強烈だったけど、こちらも目を背けたくなるようなナチスドイツの蛮行に震えるような怒りを覚えて、あってはならない負の歴史を忘れてはいけないと改めて思った。

シャワー室送りや罰ゲームのように行われる虐待などがこれでもかと描かれているので観るのにかなり覚悟が要るけど、PG12の制限を外して子供から大人まで観て心に焼きつけて欲しい作品かも。

ナチス親衛隊の曹長役が、まさか?と思ったらやっぱりクリストファー・ランバートだったのにはびっくり!

あらすじ
ナチスの設けたソビボル収容所で、ユダヤ人達は脱走を企てるが、強力なリーダーが不在で途方に暮れていた。そんな中、ロシアの軍人アレクサンドル・ペチョルスキーが捕虜として収容所に送り込まれてくる。彼には統率能力とカリスマ性に加え武器の知識もあった。


原題 SOBIBOR

118分

PG12

監督
コンスタンチン・ハベンスキー

キャスト
コンスタンチン・ハベンスキー
クリストファー・ランバート
フェリス・ヤンケリ
ミハリーナ・オルシャンスカ

ヒューマントラストシネマ有楽町1 18:40~観客6割程/161席




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