続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「妻の愛、娘の時」(2017中国=台湾/マジックアワー)

《『過ぎゆく時の中で』や『恋人たちの食卓』など、数多くの香港及び台湾映画に出演してきたアジアの大女優、シルヴィア・チャンが主演だけでなく監督も務めた家族ドラマ。父の墓をめぐって、3世代の女性たちの思いが交錯するさまが時に切実に、時にユーモアを交えて描かれる。撮影は日本映画も多く手掛けている名カメラマン、リー・ピンビン。》

これは母の死をきっかけに、父と同じ墓に入れようとする娘と、父の正妻の座を譲らない女性との争いを通して孫娘の恋や夫婦の絆などが描かれていて、三世代の女性のそれぞれの思いがに切なくも愛しい気持ちになった。

孫娘が付き合っているミュージシャンの歌がいいアクセントになっていてしみじみ心に入ってきたのもよかった、火曜日に観た「閃光少女」もそうだったけど本物の音楽の力を感じられる作品でもあった、最近の中国映画おそるべし!

あらすじ
母の死を看取った娘のフイインは、母を父と同じ墓に入れようと心に決める。現在、田舎にある父の墓を移そうと決めた彼女は久々に故郷へ向かう。しかし、墓の移動を伝えた父の最初の妻や、彼女に同情した村人たちからフイインは激しく非難されることになる。


原題 相愛相親

121分

監督
シルヴィア・チャン

キャスト
シルヴィア・チャン
ティエン・チュアンチュアン
ラン・ユエティン
ウー・イエンシュー
ソン・ニンフォン
レネ・リウ

YEBISU GARDEN CINEMA1 19:05~観客5人/89席




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