重い話になりそうなところを、父親役が最近ではTVドラマ「ハコヅメ」も絶好調のムロツヨシさんだったので、良くも悪くもムロツヨシ劇場だったというか、“TSUTAYA CREATORS' PROGRAM”の2016年準グランプリ受賞企画というのも納得の、ひと捻りもふた捻りもある思いがけない展開でビックリ!
奈緒さんも相変わらず魅力的で、娘役の中田乃愛ちゃんも複雑な思いが伝わる演技が新鮮、初めて目にする毎熊克哉さんの弾き語りも見どころだった。
エンディングで流れたカーリングシトーンズの歌が斉藤和義さんっぽい歌と声だなと思ったら、メンバーに斉藤和義さんもいるグループだったとわかって、なるほどだった。
余談だけど、気のいいホームレス役で出ていた光石研さんも印象的だったというかムロツヨシさんと役柄交換しても面白そうかもなんて思ったりして(^^;
あらすじ
小さな教会で牧師をつとめる御堂一男は、8年前に最愛の妻を亡くしていた。しかし、一男には中学生のひとり娘・ひかりがいて、ちょっと距離が開くこともあるけど、ふたりで穏やかに幸せな暮らしを送っていた。そんなある日、ひかりが突然の病気を宣告され……
116分
監督
金井純一
キャスト
ムロツヨシ
中田乃愛
奈緒
毎熊克哉
臼田あさ美
徳井健太
永野宗典
光石研
TOHOシネマズ日比谷3 18:25~ほぼ満席/100(50)席
