よく言えば無邪気、悪く言えば無神経とも取れるヒロインの言動に戸惑ったけど、その真意がわかって寄り添うような気持ちで観てしまったというか、大切な人を喪った時に人はどうやって前に進めるのか、自分に置き換えて切ない気持ちになりながらも、“きらきら眼鏡”があれば少しは乗り越えられるような、優しいヒントを貰えた気がした。
難しい役どころを微妙なニュアンスで演じた池脇千鶴さんもよかったけど、共演の金井浩人くんの陰影のある演技に思わずもらい泣き。
市民参加型の映画ということで、船橋のご当地映画としても見ごたえがあった。
あらすじ
恋人の死を乗り越えられずにいた青年・明海。彼は1冊の古本をきっかけに出会ったあかねから、「時間って命と同じだから、もたもたしてたら時間切れになっちゃうよ」と教えられる。しかし、いつも前向きで笑顔を絶やさない彼女もまた、つらい現実を抱えていた。
121分
監督
犬童一利
キャスト
金井浩人
池脇千鶴
安藤政信
古畑星夏
杉野遥亮
片山萌美
志田彩良
鈴木卓爾
大津尋葵
成嶋瞳子
菅野莉央
大西礼芳
長内映里香
山本浩司
モロ師岡
有楽町スバル座18:45~観客30人程/270席
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