続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「きらきら眼鏡」(2018/S・D・P)

《森沢明夫による同名小説を、犬童一利監督が映画化したヒューマンドラマ。恋人の死を乗り越えられない主人公と、余命宣告された恋人を持つヒロインたちの交流を軸に、死生観と恋愛観を織り込みながら主人公の成長を描く。期待の大型新人・金井浩人と池脇千鶴がダブル主演を務め、安藤政信、古畑星夏、杉野遥亮、片山萌美ら豪華な面々が脇を固める。》

よく言えば無邪気、悪く言えば無神経とも取れるヒロインの言動に戸惑ったけど、その真意がわかって寄り添うような気持ちで観てしまったというか、大切な人を喪った時に人はどうやって前に進めるのか、自分に置き換えて切ない気持ちになりながらも、“きらきら眼鏡”があれば少しは乗り越えられるような、優しいヒントを貰えた気がした。
難しい役どころを微妙なニュアンスで演じた池脇千鶴さんもよかったけど、共演の金井浩人くんの陰影のある演技に思わずもらい泣き。

市民参加型の映画ということで、船橋のご当地映画としても見ごたえがあった。

あらすじ
恋人の死を乗り越えられずにいた青年・明海。彼は1冊の古本をきっかけに出会ったあかねから、「時間って命と同じだから、もたもたしてたら時間切れになっちゃうよ」と教えられる。しかし、いつも前向きで笑顔を絶やさない彼女もまた、つらい現実を抱えていた。


121分

監督
犬童一利

キャスト
金井浩人
池脇千鶴
安藤政信
古畑星夏
杉野遥亮
片山萌美
志田彩良
鈴木卓爾
大津尋葵
成嶋瞳子
菅野莉央
大西礼芳
長内映里香
山本浩司
モロ師岡

有楽町スバル座18:45~観客30人程/270席




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事