続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「To Leslie トゥ・レスリー」(2022米/KADOKAWA)

《宝くじで高額当選するも酒に溺れたことで行き場を失ったシングルマザーの姿を描き、主演のアンドレア・ライズボローが第95回アカデミー賞で主演女優賞にノミネートされたドラマ。主人公レスリーを熱演したライズボローのほか、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」でアカデミー助演女優賞を受賞したアリソン・ジャネイ、「GLOW ゴージャス・レディ・オブ・レスリング」のマーク・マロン、「猿の惑星」シリーズ新作にも出演が決まっているオーウェン・ティーグらが共演。監督は「13の理由」「ハウス オブ カード 野望の階段」などのテレビシリーズを手がけてきたマイケル・モリス。》

せっかく宝くじに当選したのに、当選前よりお金がなくなってしまうって、何か理由があったのかもだけど、そのあたりの過程が省略されていてよくわからなかったので、アルコールに溺れてしまったヒロインにどうしても共感ができなくて困ったけど、終盤の展開にじんわり。

アカデミー賞主演女優賞ノミネートも納得のヒロイン役のアンドレア・ライズボローの熱演も良かったけど、どうしても演技を意識しているように見えてそのあたりも素直に観ることができなかったり、賞金の額がもう少し多い方が説得力があるように感じたり、あそこまで重症なアルコール依存症だとそんなに簡単に治るとは思わなかったり、色々引っかかるところはあったけど最後は気持ちのいい終わり方で、一番の財産はやはり家族、そして人との出会いも宝物、やり直しはいつでもできるんだよというメッセージが伝わってくる最後にご褒美をもらった気がした。

☆あらすじ☆
テキサス州西部に暮らすシングルマザーのレスリーは、宝くじに当選して高額の賞金を手にするが、数年後にはそのお金を酒で使い果たしてしまう。行き場を失ったレスリーは、かつての友人ナンシーとダッチのもとへ向かうが、酒に溺れる様子に呆れられてしまう始末。そんな中、スウィーニーという孤独なモーテル従業員と出会った彼女は、それをきっかけに後悔だらけの過去を見つめ直し、人生を立て直そうとする。
※映画.comより

キャスト
アンドレア・ライズボロー
アンドレ・ロヨ
オーウェン・ティーグ
スティーブン・ルート
ジェームズ・ランドリー・ヘバート
マーク・マロン
アリソン・ジャネイ

監督
マイケル・モリス

原題  To Leslie

119分

G

角川シネマ有楽町19:00〜観客30人程/237席






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