続・とりあえずの映画鑑賞メモ

イースタン・プロミス(2007英=カナダ)

“ここでしか、生きられない…「ヒストリー・オブ・バイオレンス」のデヴィッド・クローネンバーグ監督とヴィゴ・モーテンセンが再びコンビを組んだ戦慄のバイオレンス・サスペンス”

なんか相変わらずの梅雨空で一日中雨、こんな時はやっぱり“駅中”の映画館が一番ということで、大森でお姑さまの様子見してから、今日も川崎に向かいました

目指すは109で上映中のこの作品ですが、もうもう、クローネンバーグ監督の“男いじり”全開で、「Mバタフライ」以来の“ときめき”を感じたかも

内容は…“ロンドンの裏社会を舞台に、ひょんなことからロシアン・マフィアを敵に回してしまった女と、ロシアン・マフィアの一員でありながら非情さと優しさを併せ持つ謎めいた男の奇妙な心の交流を描く”ものですが、これ、マーティン・スコセッシあたりが監督したら、それはそれで面白くなりそうな内容ですが、クローネンバーグが監督してくれて正解というか、ヴィゴとヴァンサン・カッセルが並んでいるだけでドキドキ、クローネンバーグ作品に欠かせないハワード・ショアの音楽にも胸が震えました、機会があれば上映中にもう一度観たいかも

そういえば、「Mバタフライ」のジェレミー・アイアンズも、「戦慄の絆」に続いての2度目の起用だったし、クローネンバーグの男の好み、やっぱり好きです、ヴィゴ・モーテンセンは指のあたりがゴツゴツしてエレガントさには欠けるんだけど、余裕ある身のこなし、黒スーツにサングラスがピタリとはまって、カッコいいですね、決して、映画史上の伝説ともなるやもしれない格闘場面(観てのお楽しみです、必見です)があったからというわけではないですからね、それもあるけど、ぷぷっ

ちなみに、タイトルのイースタン・プロミスとは“イギリスにおける東欧組織による人身売買契約のことを指す”んだそうです、あってはいけない事実を知らしめるという意味では、社会派ドラマとしての切り口でも映画になりそうですね

原題:EASTERN PROMISES

109シネマズ川崎5 20:10~観客30人程/121席
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