続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「アンネ・フランクと旅する日記」(2021ベルギー=仏=ルクセンブルク他)

《第2次世界大戦下にユダヤ人の少女アンネ・フランクが空想の友だち宛てにつづっていた「アンネの日記」を原案に描いたアニメーション映画。「戦場でワルツを」のアリ・フォルマンが監督・脚本を手がけ、アンネの空想の友だち、キティーの視点からアンネの生涯をたどる。》

まずは独特な色合いと実写のように緻密に描かれた風景など映像の美しいこと!

アンネの日記を映画化したというより、これはアンネが綴った空想上の友だちであるキティーの視点で描かれたというのが新鮮だったというか、今起きていることを思うと、あれから70年近くも前のことなのに少しも変わっていない今の人間たちの愚かさが伝わってきて、少しでも多くの人に観て欲しいと思った。

「アンネの日記」は有名すぎるくらいだけど、よく考えたらちゃんと読んだことはなかったのでこれをきっかけ読んでみたいかも。

☆あらすじ☆そ
現代のオランダ、アムステルダム。激しい嵐の夜、博物館に保管されているオリジナル版「アンネの日記」の文字がクルクルと動き出し、キティーが姿を現す。時空を飛び越えたことに気づかないキティーだったが、日記を開くと過去へとさかのぼり、親友アンネと再会を果たす。しかし日記から手を離すと、そこには現代の風景が広がっていた。キティーは目の前から消えてしまったアンネを探し、アムステルダムの街を駆け巡る。

キャスト
ルビー・ストークス
エミリー・キャリー
アリ・フォルマン

監督
アリ・フォルマン

原題  Where Is Anne Frank

99分

G

TOHOシネマズ川崎2 18:45~観客157人程/149席


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