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続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「モリのいる場所」(2018/日活)

《明治、大正、昭和の画壇で活躍し、“仙人“と呼ばれた洋画家、熊谷守一とその妻の秀子を題材にした人間ドラマ。『南極料理人』『横道世之介』の沖田修一監督がオリジナル脚本を手がけ、老夫婦のとある夏の1日をユーモアたっぷりに描く。山崎努と樹木希林の大ベテランが主演を務める他、加瀬亮、吉村界人、三上博史ら豪華キャストが顔を揃える。》

正直なところ時間で選んだので、お天気の悪い月曜日の昼間にお年寄りが主人公の映画を観るのは気が進まなかったりしたけど、始まってすぐにそんなことは忘れてしまったというか、鳥籠の並んだ木造家屋の縁側、ちゃぶ台、黒電話など作り込まれた“モリ”のいる場所に癒された。

熊谷画伯を演じた山崎努さんも良かったけど、「万引き家族」でも独特な味わいを見せてくれた樹木希林さんの演技の域を超えた立ち居振る舞いが絶品で、時間が止まっているかのような庭の佇まいやそこに生息する生き物たちの様子にも魅入ってしまった。

あらすじ
94歳の画家、モリは庭の小さな生命をじっと眺め、ネコやカマキリ、アゲハチョウなどを絵を描き続ける。50歳を過ぎてようやく認められ暮らし向きは少し良くなったが、創作活動はマイペースでなかなか筆が進まない。そんなモリを妻の秀子は影から支え続ける。


99分

監督
沖田修一

キャスト
山崎努
樹木希林
加瀬亮
吉村界人
光石研
青木崇高
吹越満
池谷のぶえ
きたろう
林与一
三上博史

シネスイッチ銀座1 14:30~観客5割程/271席




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