これは面白かった！
本格的な時代劇好きには物足りないかもだけど、上戸彩＆高良健吾の現代的なキャスティングも新鮮で、さすがにエンディングの歌は時代劇離れし過ぎな気もして落ち着かなかったけど、お料理も美味しそう、加賀騒動の頃の歴史的な背景もわかりやすく織り混ぜて、今年観た時代劇の中では一番好きかも。
加賀料理といえば、お習字関係の新年会で利用させて頂いている大志満というお店が確か加賀料理だったので、今度の新年会ではそのあたり、じっくり味わってみなくては！
《春（上戸彩）は人並み外れた料理の才能と味覚を持っていたが、勝ち気過ぎてたった1年で婚家から離縁を言い渡される。加賀藩で料理方を務める舟木伝内（西田敏行）に料理の腕を見込まれた彼女は、彼のたっての願いで伝内の息子安信（高良健吾）のもとへ嫁ぐことに。だが、包丁侍の家に生まれた跡取り息子の夫は料理が大の苦手で…》
気の強いヒロインを上戸彩、年下の夫を高良健吾が好演。伝統的な和食の世界はもとより、家族や夫婦の絆などを見つめる普遍的な人情劇が胸に染みる。
◆CAST
上戸彩、高良健吾、西田敏行、余貴美子、夏川結衣、緒形直人、成海璃子、柄本佑、鹿賀丈史
121分
TOHOシネマズ川崎8 19:05～観客5人/114席
