これは思っていたのと少し違っていたというか、そのまま舞台劇にしても成り立つような台詞回しの演出だったので映画を観ているというよりお芝居を観ているような印象だったけど、高橋一生さんや蒼井優さんの演技はさすが!
東出昌大さんが出てくるたびに変な緊張感に支配されたりもしたけど、歴史物やスパイ物というよりは心理戦的なゾワゾワものとしての面白さだったという意味では黒沢清監督らしいと言えるかも。?
「劇場版「鬼滅の刃」無限列車編」の大迫力の画面に圧倒された後だったので繋げて観たのは失敗だったかもと最初のうちは後悔したけど、混雑したところから空いているところで気分的にも余裕を持ちながらの、全く違う世界だったのですぐに没頭できてよかった。
あらすじ
舞台は、1940年の神戸。聡子は、満州へ赴いていた夫・優作の帰りを待ちわびていた。一方、満州帰りの優作は現地で知ってしまった国家機密を世間に知らしめようと考えていた。そして、優作は反逆者と疑われることとなるが、それでも聡子は彼を愛していて……
115分
監督
黒沢清
キャスト
蒼井優
高橋一生
坂東龍汰
恒松祐里
みのすけ
玄理
東出昌大
笹野高史
T・ジョイPRINCE品川7 18:50~観客30人程/124席
