設定的にはジェイク・ギレンホールの「複製された男」と被るのかなとも思ったけど、そうでもなかったというか、終わってみれば、よくわからないながらも、コメディともいえる面白さや親近感を覚えたのは「上を向いて歩こう」や「ブルー・シャトー」などの昭和歌謡が挿入されていたからかも。
時代もわからない独特なアナログ的空間もいんしょうてきだった。
同じ原作をベルナルド・ベルトリッチが、自身発となるフルカラー作品「ベルトリッチの分身」として1968年に映画化しているそうで、こちらも観てみたい。
ストーリー
気は優しいが要領が悪くて内気なサイモンは、コピー係のハナに密かに恋をしていた。そんなある日、見た目がそっくりなジェームズと名乗る男が現れる。職場では誰も彼の存在に驚くことはなく、性格は真逆の彼の出現によってサイモンは、どんどん追いつめられていく。
原題 THE DOUBLE
93分
監督
リチャード・アイオアディ
出演
ジェシー・アイゼンバ-グ
ミア・ワシコウスカ
ウォーレス・ショーン
ノア・テイラー
ヤスミン・ペイジ
キャシー・モリアーティ
ジェームズ・フォックス
キネカ大森1 17:30~観客60人程/134席
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