続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「“樹木希林“を生きる」(2019/日活)

《ドラマやCMなどでお茶の間を賑わせ、女優として唯一無二の存在感を残した樹木希林。そんな彼女の晩年の一年間に密着取材したドキュメンタリー番組に未公開映像を加えて再編集した劇場版。体を蝕むがんと闘いながらも淡々と生きる樹木希林の姿を通して、家族との複雑な関係や独自のスタイルに迫っていく。監督、撮影、語りを木寺一孝が担当。》

分厚いパンフレットはあとでゆっくり読むことにして、まずは、樹木希林さんが出演した映画の撮影現場も撮りながらの密着取材というのが興味深くて、最後の方で明らかにされる癌のペット検査の画像が衝撃的!
身体は蝕まれても“心のエネルギー”が樹木希林さんをあそこまで動かしていたことに圧倒された。

といっても決して悲劇的な感じではなく、飄々としたところもあって、樹木希林流の笑いも散りばめられてあるところがよかった、合掌。

あらすじ
樹木希林への1年間の長期取材が許可された。カメラは、出演する映画作品におけるそれぞれの役柄と向き合っていく彼女の姿を映し出していく。取材も半年が経過し、少しずつ身体に不調がみえてきた頃、樹木は本作のディレクターに、突然ある疑問を投げかける。


108分

監督
木寺一孝

キャスト
樹木希林

TOHOシネマズ川崎2 19:20~観客5人程/149席




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