続・とりあえずの映画鑑賞メモ

~シャングリラの向こうで~」(2016/KATSU-do)

《2015年に53歳で急逝した俳優・演出家の今井雅之が自らの戯曲を基に書き残した脚本を、『ラスト・サムライ』『終戦のエンペラー』でキャスティングディレクターを務めるなどハリウッドとの縁も深い奈良橋陽子のメガホンで映画化。軽度の知的障がいがある夫婦を主人公に、ピュアな思いで生き抜こうとする葛藤と、反戦へのメッセージを描く。》

昨年亡くなった今井雅之さんが自らの戯曲を基に書き残した脚本ということで、後半どんどん舞台劇調になっていったような気もしたけど、この映画に関わったキャスト、スタッフの方たちの今井さんへの思いが伝わってくるようで、この映画のメッセージと重なるように思えた。

デリケートな題材で下手すると重くなりそうなところもあったけど、ひとみさんの明るいキャラクターに救われたというか、主人公の真人役の少年時代を演じた子役のニコニコした表情に癒された。

正直なところ、時間で選んで観ただけだったけど、観てよかった、幼馴染の咲楽の“Hと銭の間にあるものは?”の答えと、友情出演の中居ちゃんがどんな役で登場するかは観てのお楽しみ!

ストーリー
軽度の知的障がいがある真人は、バカにされたりいじめられたりしながらも、同じ障がいを持つ咲楽と結婚する。しかし真人は、咲楽を守るためにある罪を犯してしまう。自分を探す旅に出た真人は、伊勢神宮に向かう途中で咲楽の面影のある女性・麗子と知り合う。


107分
監督
奈良橋陽子

出演
川平慈英
すみれ
七海
板尾創路
LiLiCo
吉田敦
藤田朋子
勝矢
別所哲也
岡安泰樹
中居正広

TOHOシネマズ錦糸町3 17:50~観客30人程/159席




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