続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「罪の手ざわり」(2013中国=日本/ビターズ・エンド=オフィス北野)

“中国の国際的な鬼才ジャ・ジャンクーが、ベネチア映画祭で金獅子賞を受賞した『長江哀歌』以来7年ぶりに手がけた長編映画で、実際に起った4つの事件に基づき、急激に変ぼうを遂げる中国社会の中で、もがきながら懸命に生きる人々の葛藤を描く。カンヌ映画祭では見事に脚本賞を受賞。淡々とした中にも豊潤な味わいがある映像の美しさにも注目”

4つのエピソードがどこかで交錯するのかと思っているうちに終わってしまったけど、追い込まれた者たちの反撃が強烈で、思わず声が出そうになった。

中国で実際に起きた事件を基にしていると知って驚いたけど、韓国映画とはまた違う土臭いリアルさや、人間に囚われた動物たちの眼差しが印象的で、山西省、重慶、湖北省、広東省などロケ地の風景にも圧倒された。



ストーリー
炭鉱の利益が実業家に独占されたことに怒った山西省の男、妻に出稼ぎと偽り犯罪を重ねる重慶の男、妻子ある男性との恋に悩む湖北省の女、クラブのダンサーに恋をした広東省の青年。ごく普通の生活をおくっていた彼らは、はずみで予想もしなかった罪を犯し……。


原題 天注定

監督
ジャ・ジャンクー

出演
チャオ・タオ
チァン・ウー
ワン・バオチャン
ルオ・ランシャン
チャン・ジャーイー
リー・モン
ハン・サンミン
ワン・ホンウェイ

129分

キネカ大森2 17:05~観客20人程/69席


名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事