続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「ラ・チャナ」(2016スペイン=アイスランド=米/アップリンク)

《伝説のフラメンコダンサー、ラ・チャナの波乱に満ちた人生に迫るドキュメンタリー。若くしてフラメンコの才能を開花させ、一時はハリウッドデビューまでも囁かれたラ・チャナの成功とその裏にあった知られざる悲劇的な人生を舞台の映像や彼女を知る人物たちへのインタビューをとおして描きだす。監督は務めたのは、ルツィア・ストイェヴィッチ。》

ラ・チャナというフラメンコダンサーはこの映画で初めて知ったけど、出てきただけで何か根源的なエネルギーが感じられて一気に惹きつけられた。

フィルムがあまり残っていないか、版権のせいか若い時の動画があまり観られなかったのは残念だったけど、支えられて歩くのもやっとな状態なのに椅子に座ったままとはいえリズムを刻みながら超高速で踏むステップは圧巻!

犬と寄り添う姿やリストのラ・カンパネラの伴奏でステップを踏む場面にフジコ・ヘミングさんを思い出したというか、老いについて考えさせるところは「フジコ・ヘミングの時間」と被るものがあるかも。

あらすじ
若くしてその才能を開花させたラ・チャナ。18歳という若さで結婚と出産をした彼女だが、夫がマネージャーとなりフラメンコダンサーの活動を続けた。ダリを魅了し、映画『無責任恋愛作戦』で共演したピーター・セラーズにハリウッドに招かれた彼女だったが……


原題 LA CHANA

86分

監督
ルツィア・ストイェヴィッチ

キャスト
ラ・チャナ
アントニオ・カナーレス
カリメ・アマジャ

ヒューマントラストシネマ有楽町1 18:35~観客4割程/161席




名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「映画」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事