続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「はい、泳げません」(2022/東京テアトル=リトルモア)

《NHK大河ドラマ「八重の桜」で夫婦役で共演した長谷川博己と綾瀬はるかが映画初共演を果たし、ノンフィクション作家・高橋秀実の著書「はい、泳げません」を映画化。「舟を編む」の脚本を担当した渡辺謙作が監督・脚本を手がけ、水泳教室を舞台に“泳げない男”と“泳ぐことしかできない女”の希望と再生を描く。》

これは!
思っていたのと違っていたというか、泳げない男と泳ぐことしかできない女が少しずつ距離を縮めていくラブコメと思ったら、かなり内面的でシリアスなドラマだったけど、最初からそれがわかっていたら喪失と再生と希望のドラマとして刺さるものがあったかも。

水に顔をつけるのさえ怖いとしたら、顔を洗ったりお風呂に入ったりはどうしてるんだろうと、野暮な疑問がよぎったけど、そこは置いといて、長谷川博己さん演じる泳げない男が、水への恐怖を克服することによって過去のトラウマから解放される展開だったので、綾瀬はるかさん演じる水泳コーチの抱えた問題の方もクリアして欲しかったかも、水泳教室のほかの生徒さんたちのからかい半分な態度も気になってしまった(^^;

となどなどいろいろ思うことはあったけど、とにかく綾瀬はるかさんと長谷川博己さんの水着姿が綺麗で、特に綾瀬はるかさんのまさに水を得た魚のような活き活きとした様子が新鮮、長谷川博己さんの、理屈っぽい大学教授役もハマっていて、元奥さん役の麻生久美子さんや、シングルマザーで頑張る母親役の阿部純子さんも好演からの、意外にも胸がじーんとするラストにやられてしまった!

☆あらすじ☆
大学で哲学を教えている小鳥遊雄司は水に顔をつけることが怖く、泳ぐことができない。これまで頭でっかちな言い訳ばかりして水を避け続けてきたが、ひょんなことから水泳教室に通うことに。プールを訪れた彼に強引に入会を勧めたのが、陸よりも水中の方が生きやすいという風変わりな水泳コーチ・薄原静香だった。静香が教える賑やかな主婦たちの中にぎこちなく混ざった雄司は、水への恐怖で大騒ぎしながらもレッスンを続けるが……。
※映画.comより

キャスト
長谷川博己
綾瀬はるか
伊佐山ひろ子
広岡由里子
占部房子
上原奈美
小林薫
阿部純子
麻生久美子

監督
渡辺謙作

113分

G

T・ジョイPRINCE品川10 16:05〜観客20人程/124席





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