続・とりあえずの映画鑑賞メモ

「おいしい家族」(2019/日活)

《妻を亡くした父が再婚するまでの親子の日々を描いた、ふくだももこ監督の短編映画『父の結婚』を、自身が再び監督を務め長編映画化した人間ドラマ。家族における絆とそれに向き合う主人公の心境や新しい家族のあり方を映し出す。新進女優・松本穂香が長編映画初主演を務め、娘に結婚を報告する父に板尾創路、そのパートナーを浜野謙太が演じる。》

“実家に帰ると、父が母になっていました”だなんて、ちょっとしたコメディかトランスジェンダー、LGBTの話と思ったら、テーマはそこではなくて、自分らしく生きることや人を否定しないことの大切さを描いた家族の話になっていて、時々くすっとしながらも、本当の幸せとは何かを考えさせる素敵な作品だった、松本穂香ちゃんの涙にもじんわり。

「ボヘミアン・ラプソディ」の大好きなシーンのひとつにメアリーがフレディにメイクするところがあるけど、まるで魔法にかかったようなラミ・マレックの表情を思い出したりして、メイクがキーワードになっているところも印象的だった。

あらすじ
母の三回忌で離島へ帰省した橙花は、父の青治が母の服を着て生活する光景に驚く。青治にパートナーの和生を紹介され、状況を上手く理解できない橙花だったが、個性を受け入れるおおらかな島の住人との交流を通し、自分らしく生きることの大切さに気づいていく。


95分

監督
ふくだももこ

キャスト
松本穂香
笠松将
モトーラ世理奈
三河悠冴
柳俊太郎
浜野謙太
板尾創路

ヒューマントラストシネマ渋谷3 14:30~観客8割程/60席




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