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先が見えなくて歩いてきた道の上で
たくさんの人たちに支えられて・・・
そんな男の日々の戯言

東日本大震災

2011年06月26日 | Weblog
遅くなったけど報告。

4月27日から1週間、5月14日から4日間

岩手県宮古市に職務で行ってきた。

1回目は職員派遣、

2回目は自分の住んでいる町のボランティアを被災地に派遣するため。

初めて、目にした光景は、本当に唖然・・・。

あまりの状況に言葉が出なかった。

日常が一瞬にして津波に飲み込まれたあの日。

頭いい偉い学者が自信満々で立てた想定。

そんなもんは一切役に立たず自然が牙を剥く。

恐ろしさに足が震えた。

同時にたくさんの命が奪われた地に自分が行き、

そこで仕事をすること、

これがとても辛く反面ではやりがいたっぷりだった。

全国から集まったボランティアを被災者宅に派遣するため

調査、マッチングをする仕事。

ちょうどゴールデンウィークだったので

毎日200人以上のボランティアのボランティア派遣内容を決める。

朝から晩までパソコンと電話対応、そして調査訪問。

多くの人に出会うことができた。

日本人は捨てたもんじゃないと思った。

困っている人がいたら手を差し伸べることが、

改めて

こんなにも素敵でこんなにも勇敢なものかと感動した。

最近テレビや雑誌では

「復興」の文字をよく見る。

すぐにガレキは片付くだろう。

俺は本当に被災地の方が「復興」するとき

日本人として、そして少しでも今回の震災の復興にかかわれた者として

また東北に行きたい。

震災から3カ月、

まだまだ数え切れないほどの悲しみがある。

でもすこしずつ笑顔も増えてきた。

本当の意味での復興に向けて

自分ができることを考えていきたい。




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