アラフィフのボチボチいこう(^_^)v

仕事(知的障害児施設での地域生活移行)や趣味、子どものことなど思ったことを書いていきます。

彼の分まで頑張らねば。

2012年01月22日 21時57分59秒 | 家族

今日も雨のため練習は中止でした。

来週、駅伝大会だけど走り足りない感じです。

 

今日は、友人の墓参に行ってきました。

 

僕が学生時代に、障害児キャンプにボランティアに行っていた時にで知り合った子で、ドゥシャンヌ型筋ジストロフィーと言って、長く生きられない障害を持った子と知り合いました。

たまたま、2年連続で彼の担当になり、友達として接して来ました。

その後も、ずっと交流があり、スイミングのボランティアもお手伝いしました。

 

彼は、障害を持っていても常に前向きに生活をしていて、将来弁護士になりたいと一所懸命勉強を続けていました。で、東京の私立高校へ進学し、さらに勉学に励んでいました。

 

早くしてお母さんが亡くなり、お父さんも倒れたところで、仕方なく病院に入院することになりました。

その時、後輩を通じて僕に会いたいと言ってきたので、12月に病院にお見舞い(励まし)に行きました。

その当時流行っていた曲を集めたテープを持って行き、いろいろ話した後に「また来月持ってくるからね(^_^)v」と帰ってきたのが彼と話した最後でした。

1月中旬に危篤になり、24日に17歳(高校3年)で天に召されました。

お葬式に参列した時、「彼は将来弁護士になるとずっと勉強してました。その夢は叶わなかったけど、一所懸命頑張った彼を忘れないで下さい」とお姉さんの言葉に涙しました。

 

その後すぐにうちには子どもができました。

もし、産まれてくる子が男の子だったら、その友人の名前をつけようと思っていました。

志半ばで無念の死を遂げた友人の遺志を継げるようにと。

 

しかし、産まれてきたのは女の子だったので、名前はつけられませんでした。

でも、男の子が産まれてきたら、名前をつけることをカミさんにも了承してもらい、次に男の子が産まれた時に、読み方は変えたけど、同じ字で名前をつけました。

 

今日は、長男も一緒にお墓に手を合わせ、これから見守って下さいとお祈りしました。

 

長男にはどう映ったか測れませんが、帰ってきてからカミさんが彼の写真を見せて丁寧に話してくれてました。

 

長男には、重荷かもしれませんが、どこかで彼の頑張りを見てくれている人がいるんだと言うことを実感してもらいながら、頑張ってもらいたいと思っています。

 

彼が亡くなってもう14年。

しかし、彼の思いは形は違っても生き続けてると信じてます。

 

僕たちも頑張らねば。

 

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