平成23年度「監督指導による賃金不払残業の是正結果」

こんにちは。
神奈川の特定社会保険労務士　福田敦子です。

ブログ更新が本当に久しぶりになってしまいました（汗）年末に差し掛かり、若干せわしくなっていますが、可能な限り、更新を続けていければと思っておりますので、今後ともよろしくお願い致します。

さて、平成23年度「監督指導による賃金不払残業の是正結果」についてお伝えします。

これによると、平成23年度（平成23年4月～平成24年3月までの1年間）に全国の労働基準監督署が残業に対する割増賃金の不払いとして、是正指導した（１企業で100万円以上の割増賃金が支払われた事案）結果が発表されています。

是正企業数は、1,312企業で、前年に比べ73企業ほど減少していますが、支払われた割増賃金の合計額は、145億9957万円で、前年に比べ、22億7,599万円増加しており、支払われた割増賃金の平均額を見ると、１企業あたり1,113万円で、労働者1人当たり12万円にのぼっています。