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水分補給のコツ

2014-06-03 18:44:55 | 情報・告知
定休日は火曜日
営業時間AM10:00~PM8:00
陸上に関してのお問い合わせはfuji_kugimiya@yahoo.co.jp


  みなさん こんにちは

最近は暑い日が続いてましたが、みなさん体調は大丈夫ですか?
特に、とても暑い日田市のみなさんお元気ですか?

日中スポーツをされているみなさん。「まだ6月だからそんなに水分を取らなくても大丈夫」と、思っていませんか?
日中30度を超えていると、7月・8月の気温と同じです。
しっかり、水分をとってくださね。

水分補給にはコツがあります。
私は、西別府病院でスポーツセミナーを受けたことがあります。(以前、ブログにも書いたことが)
そこで教えていただいた「水分補給のコツ~胃に水をためない」を、今日はみなさんにお話しします。

私も小学生・中学生の頃は陸上をしていました。(これでも、中学の大分市の新人戦で、高跳で優勝しましたただ県ではなく、市ですけどね

その頃、先生に「水分を取ると、お腹が重くなり(高跳だったのでなるべく軽く)、腹痛が起きるので水分はなるべく取らないように」と、言われてました。

そう言われても、やはり中学生。母校の滝尾中学校には井戸が有り、こっそり飲んでました(最高に冷たかった

先生の言ったことが的中
「お腹はちゃぷ、ちゃぷ・・・、脇腹は痛くなり・・・」ちょっと休憩・・・。

みなさんもこんな経験ありませんか?


まず、脇腹が痛くなる理由は、胃に水分がたまった状態で、横隔膜が引っ張られ、脇腹が痛くなります。

なぜ、水分が胃にたまってしまうかと言うと、スポーツをしているときはアドレナリンが出ていて、その時に幽門(胃の出口)が閉まってしまうからです。

激しいスポーツをしていると、摂取した水分の胃からの排せつが遅れる。
と言うことは、「前もって飲んでおく」ことが大切。

運動時は、幽門が閉まって腸に行きにくい。ならば、先に飲んでおけば問題がないということです。


でも、私の中学生時代、陸上の前に我慢出来なくてこっそり飲んでいた時も脇腹が痛くなったような・・・。

西別府病院の松田先生はこうも言ってました。
早く小腸へ水分を移動させるには、1回の摂取量が多いほど早いと。600ml位が良いそうです。

当時は、手で何杯か救って飲んでいたので、摂取量が少なかったのですね。

あと、液温が低いほど小腸への移動が早いそうです。しかし、冷たい水に日頃から慣れていないと下痢をすることもあります。
そして、浸透圧(糖濃度)が低い(甘くない)ほうが早いそうです。


大切なことは、体液は水分だけではありません。
「あせ」によって失なわれるものは、水分と電解質(イオン)です。

イオンを補給しないまま、水分のみを多量に摂取すると、意識障害やけいれんを起こすことがあります。

体液中の電解質は、ナトリウムやクロール、カリウムなどです。(食塩=塩化ナトリウム)

ナトリウム濃度が100ml中40~80mgが適当と言ってました。
(浸透を早くさせるために、2倍に薄めて飲むのがはやりました。90分以内の運動なら塩分濃度は影響がないので、サッカーの鹿島アントラーズチームがスポーツ飲料水を2倍に薄めて飲んで、浸透を早くさせていたと言う話があります)


クエン酸が入っているのを選び、果糖(糖質は5~10%が最適)と一緒に摂取すると、筋グリコーゲンを効率的に回復させます。
さらに、BCAA(バリン・ロイシン・イソロイシン)が入っていると、筋肉の栄養源、エネルギーとしても利用されます。
強度の運動に耐えられ、持久力の向上につながります。


みなさん、少しは参考になりましたか?
今から梅雨に入り、梅雨が明けると、まだまだ暑い日々が続きます。
熱中症に気を付けて、陸上頑張ってくださいね。


明日は、アシックスの展示会に福岡まで行って来ます。

今日もお疲れ様でした。