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※- 「浄土ヶ浜」遊覧船の定期運航・岩手県宮古市 2013年03月16日
3月16日、NHK website news ー:東日本大震災で大きな被害を受けた、岩手県宮古市の観光名所「浄土ヶ浜」を巡る遊覧船の今シーズンの定期運航が、津波の被害を免れた1隻を使って16日から始まりました。
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「浄土ヶ浜」を40分かけて巡る遊覧船は、運航会社が所有していた3隻のうち1隻だけが東日本大震災の津波の被害を免れ、冬の休業期間中に塗装を塗り直したこの1隻を使って、16日から今シーズンの定期運航が始まりました。
最初の便には、全国各地から訪れた7人の観光客が乗り込み、船を包み込むように飛び回るウミネコに餌を与えたり、白い岩肌が特徴の美しい海岸線をカメラに収めたりしていました。
また、コースの途中にある壊れたままの堤防や、復旧工事が行われている所では、津波の被害の大きさを伝えるガイドの説明に聞き入っていました。
長野県から来た男性は「岩手の海は、思っていた以上に美しく、びっくりしました」と話していました。
東日本大震災のとき遊覧船を避難させ、16日の運航にも当たった坂本繁行船長は「より多くの観光客に来ていただけるよう、ことしも頑張ります」と話していました。
遊覧船は、土・日・月と祝日に運航されるほか、大型連休や夏休み期間中は毎日運航されることになっています
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