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私から見るとあなたが不思議なのね。

天然のユーモアとちょっとした正義感で書いちゃいます。『食』や『健康』話題が豊富です。

『命の器』宮本輝著

2009-12-03 09:04:35 | 日記
運の悪い人は、運の悪い人と出会ってつながり合っていく。
やくざのもとにはやくざが集まり、へんくつな人はへんくつな人と親しんでいく。心根の清らかな人は心根の清らかな人と、山師は山師と出会い、そしてつながり合っていく。じつに不思議なことだと思う。“類は友を呼ぶ"ということわざが含んでいるものより、もっと奥深い法則が、人と人との出会いをつくりだしているとしか思えない。
どうしてあんな品の悪い、いやらしい男のもとに、あんな人の良さそうな美しい女が嫁いだのだろうと、首をかしげたくなるような夫婦がいる。しかし、そんなカップルをじっくり観察していると、やがて、ああ、なるほどと気づくときがくる。彼と彼女は、目に見えぬその人間としての基底部に、同じものを有しているのである。それは性癖であったり、仏教的な言葉を使えば、宿命とか宿業であったりする。
それは事業家にもいえる。伸びて行く人は、たとえどんなに仲がよくとも、知らず知らずのうちに落ちて行く人と疎遠になり、いつのまにか、自分と同じ伸びて行く人とまじわっていく。不思議としか言い様がない。企(たくら)んでそうなるのではなく、知らぬ間に、そのようになってしまうのである。抗(あらが)っても抗っても、自分という人間の核を成すものを共有している人間としか結びついていかない。その恐ろしさ、その不思議さ。私は最近、やっとこの人間世界に存在する数ある法則のひとつに気づいた。「出会い」とは、決して偶然ではないのだ。でなければどうして、「出会い」が、ひとりの人間の転機と成り得よう。
私の言うことが嘘だと思う人は、自分という人間を徹底的に分析し、自分の妻を、あるいは自分の友人を、徹底的に分析してみるといい。「出会い」が断じて偶然ではなかったことに気づくだろう。
-中略-
どんな人と出会うかは、その人の命の器次第なのだ。

ものすごく耳に痛い事を聞かないとダメ

2009-11-12 03:03:31 | 日記
よく夫が、彼氏が、上司が、部下が、同僚が、友人が、取引先が、
私の話を分かってくれない、
聞いていない、とこぼす人がいます。


さて、
人の話を聞くって、
話の『内容』をどのぐらい聞いていると思いますか?


聞いている側の情報の取り入れる比重を、
心理学で統計しています。

なんと!
『内容』から、7%
『声のトーンやスピード』から、38%
『視覚化されたもの』(話し手の表情や身振り、服装や持ち物、
 デモンストレーション、チャートなど)から、55%


『声のトーンやスピード』と『視覚化されたもの』とは、
つまり、話している人の『態度』です。

この『態度』が93%ですから、
『分かる』には『内容』なんてあんまり比重がないってことです。


その『態度』がバツグンなら話すもの、説明するものが、
かなり思い通りに受け入れてもらえる

反対に『内容』が素晴らしくても、
話し手の『態度』があやふやだったり、オドオドしていたら、
ほとんど無理という事です。


じゃ、素晴らしい『態度』とはどうやれば形成されるのか


『態度』は『決める』と出来ます。
『決める』=『決断』とは決して迷わない覚悟をする事です。

その『決めた』『態度』が、聞き手に『分かった』を引き出すのです。
おのずと声のトーンは低くなり、落ち着いたスピードで話せ、
身振りも堂々と、身なりももスッキリとしたものになります。
腹が据わった人ですね。



じゃ、どうしたら『決める』ことが出来るか?
まず『知る』ことからじゃないと始まらない。

どうやって、何から『知る』か?

まず、
『決めていない自分』を徹底的に『知る』事から。
つまり、
『ものすごく耳に痛い事を聞かないとダメ。』

相手側の理解力の欠如だと、今の今まで思い込み続けたほどの、
オモイアガリぶりと、KYぶりですから、
気づくためには、『ものすごく耳に痛い事を聞かないとダメ。』なんですね。


決めていなかった生意気でダサイ自分を知って、
自分の立場が分かると、謙虚になり、
どんどんいろんな事を『知る』事が出来ます。

『知る』と、
『確信』、『自信』、『信念』、『信頼』が生まれます。


そして、初めて『決める』ことが出来、

聞き手に取って心地良い『分かる』が、
毅然とした『態度』から自然に難無く生まれます。



「分かってくれなぁ~~い」
というあなた!
「自信が無~い」
と軽く言えちゃうあなた!
『ものすごく耳に痛い事を聞かないとダメ。』です。


さて、『ものすごく耳に痛い事』を言ってくれる人いますか?

広島原爆記念写真の絵はがき

2009-10-27 13:32:22 | 日記
広島空港で購入した2種の絵はがきセット。
モノクロの絵はがきは、
原爆記念館に展示されている比較的ショックの少ない写真が選ばれています。

もう一つのカラー写真の絵はがきは、
宮島や縮景園が美しく撮られています。

この2つが対象的に、人間の罪の深さが浮き彫りにしています。

広島市は核廃絶を叫び続けています。

私はこの絵はがきを沢山の外国人や、もちろん日本人に見せようと思います。


私の母方のおじいちゃんは被爆者、原爆手帳を持っていました。もちろん癌で亡くなりました。
たぶん隣の呉にいた母も生後1ヶ月ばかりの兄も、
間接的に被爆していたでしょう。

今日は私のお誕生日です。

2009-10-22 06:48:40 | 日記
無事にお誕生日を迎える事に、
地球に、
世間に、
友人に、
家族に、
皆様に感謝です。
ありがとうございます。

これから鎌倉でランチ、
夜は七里ケ浜のbillsでイケメンズとバースデーディナーです。