
全国の浄土宗の総本山知恩院。その浄土宗の開祖とされる法然は房号で、幼名を「勢至丸」という。像は実に利発そうな少年期の姿を現している。
法然(勢至丸):1133年、美作国久米の押領使・漆間時国と、母・秦氏君との間に生まれ、9歳のとき、源内武者貞明の夜討によって父を失う。その後比叡山に登り、初め源光上人に師事。15歳(異説には13歳)の時に得度。比叡山黒谷の叡空に師事して「法然房源空」と名のるとされる。
法然(勢至丸):1133年、美作国久米の押領使・漆間時国と、母・秦氏君との間に生まれ、9歳のとき、源内武者貞明の夜討によって父を失う。その後比叡山に登り、初め源光上人に師事。15歳(異説には13歳)の時に得度。比叡山黒谷の叡空に師事して「法然房源空」と名のるとされる。