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許せないJR北海道の社内処分

2015-09-27 06:54:49 | 日記

連日、新聞紙面を騒がせてきた保線データ改ざん問題につき、
昨日JR北海道の社内処分が示された。
許せん。
皆さんが考えるのは実行した社員に対する怒りが中心だろうが私は違う。
積年の病弊を個人のレベルで責任をとらせるのは無茶だ。
そもそも国鉄解体から、JRの地域分社化、これに伴う合理化で、現場の人員を大幅に削減し、
保線予算も限界以上に切り詰めて、そこに起因する作業の遅れを糊塗するためのデータ改ざん、
といった一時的な異常事態が常態化し次第に無感覚になっていく、
その一連の流れこそが問題なのであって、現実を経営陣が知らないわけがない。
労使一体となっての「犯行」を個人の責めに帰するとは何事であるか。
戦犯はあくまで経営陣であり、またそうさせた運輸政策の立案者ではあっても、現場の個人では
断じてない。
それがわかっているから自殺者が二人もでてしまったのだ。
政府の責任は重大である。
JR北海道は誰がやっても絶対に営業黒字にはならない「公共事業」である。
形は民間会社でも、経営の実態は官営以外では不可能だ。
現在の役員はすべて退任させ、当面株式の100%は国有のまま新路線をとるしかなかろう。
コンプライアンス最重視の体制で。
赤字は現在より増えるだろうがしかたない。
今までの「商業主義」の限界がきてしまったのだから。(2014.1.22記)
そうしたら廃線、廃駅、無人化の合理化三点セットできた。もっと許せん。



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