お会計のマレー系おばあちゃんはいつもニコッとしてくれて、
「トゥリマカシ～。」と言うと「サーマサーマー。」と言ってくれる
。マレー系やインド系のオフィスワーカーで満席になる人気店。
少しすると、盲人の女性と介添えの人が周ってきた。
ティッシュを1個、食事中の人に差し出す。
買ってくれる人から、気持ち次第の金額を受け取る。
1RM札（＝約31円）でティッシュ1個を買ってあげる人が数人続いた。
このやりとりを見て、マレーシアの人は気高い
と思いました。多分、みんなが食べているのも7RMいくか、いかないか。
それでも、1RMも渡している。
盲人の女性達は2～300人いる食堂で、1RMを数人から受け取ったら、
隅々まで周ることなく、そっと身を引いている。
そして、自由に周らせてあげるお店側。
三者がお互いに相手のことを考えている行動だと思います。
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この辺では体の不自由な方を見ることが多いです。
BBプラザでも、それはそれは言葉にならない声を発しながら
ティッシュを売っている人もいるし、
ジャランアローでは歌を歌って周っている人もいます。
誰だって、好きで体が不自由になるわけではない。
働きたい人には
「ここで商いしてもいいですよ。」という温かさを持つ世間、
いいもんだと思います。
